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概要:米配車大手ウーバー・テクノロジーズは7日、2022年第1・四半期のコア利益予想を上方修正した。空港での配車利用の急増や事業所再開の増加により、配車サービス事業の業績が予想していたより早く回復しているのが要因。
[7日 ロイター] - 米配車大手ウーバー・テクノロジーズは7日、2022年第1・四半期のコア利益予想を上方修正した。空港での配車利用の急増や事業所再開の増加により、配車サービス事業の業績が予想していたより早く回復しているのが要因。
米配車大手ウーバー・テクノロジーズは7日、2022年第1・四半期のコア利益予想を上方修正した。
ウーバーは、2月の食品注文も引き続き高水準だったことを明らかにした。
株価は時間外取引で約5%上昇し、同業のリフトの株価も上昇した。
ウーバーの報告によると、22年第1・四半期(1─3月)の調整後の利払い・税・償却前利益(EBITDA)を従来予想の1億─1億3000万ドルから1億3000万─1億5000万ドルへ引き上げた。
ダラ・コスロシャヒ最高経営責任者(CEO)は「モビリティー事業は予想していたよりずっと早く新型コロナウイルスのオミクロン変異株の影響から立ち直っている」とし、消費者は旅行や通勤、ナイトライフのために配車サービス利用を熱望していると言及した。
コスロシャヒ氏は、最も収益性が高いルートの一つである空港の総予約は2月に前月比増加率50%を超え、これからの旅行シーズンには過去最高水準となる見通しだとの見方を示した。
新型コロナのパンデミック(世界的大流行)によって多くの人が在宅勤務に移行してから2年超が経過し、いくつかの企業がスタッフをオフィスに戻している。
パンデミックのピーク時に食料・日用品のオンライン注文への依存が前より高まり、ウーバーのデリバリー事業が勢いづいた。
ウーバーによると、2月の配車サービス利用は、パンデミック前の19年2月の水準まであと10%に迫る水準まで回復。2月のモビリティー事業の総予約は、19年2月と比べて95%まで回復した。
デリバリー事業は、2月の総予約が過去最高を記録した。
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