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概要:米グーグルはサイバーセキュリティー企業マンディアントの買収に向け協議していると、事情に詳しい関係者1人が明らかにした。合意に至ればグーグルにとって過去2番目の買収規模となる可能性があるという。
米グーグルはサイバーセキュリティー企業マンディアントの買収に向け協議していると、事情に詳しい関係者1人が明らかにした。合意に至ればグーグルにとって過去2番目の買収規模となる可能性があるという。
事情に詳しい関係者2人によれば、米マイクロソフトは1週間余り前に買収交渉から撤退していた。情報は非公開だとして関係者が匿名を条件に語った。関係者1人によると、 マイクロソフトはマンディアントのセキュリティー事業の内容が戦略的に十分合致しないとの懸念から交渉を打ち切ったという。
グーグルとマイクロソフトはいずれも、クラウドコンピューティング事業でますます重要な分野となっているサイバーセキュリティー部門の強化を目指している。
マイクロソフトとグーグルの担当者はコメントを控えた。マンディアントはコメントの要請にすぐには応じなかった。
グーグルとマンディアントの協議については、ジ・インフォメーションが先に報じていた。
7日の米市場でマンディアントの株価は急伸し、16%高の22.49ドルで引けた。1日の上昇率としては、マイクロソフトとの交渉が伝えられた2月8日以来の大きさ。年初来では28%上げている。この日の株価上昇で、マンディアントの時価総額は52億6000万ドル(約6070億円)となった。
ただ、時間外取引では一時6.1%下落。マイクロソフトの交渉撤退に関するブルームバーグの報道を受けて、下げに転じた。
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