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概要:[7日 ロイター] - <為替> 終盤のニューヨーク外為市場ではドルが上昇。安全通貨として資金が流入した。欧米がロシア産原油の輸入禁止を検討していることを受け原油価格が14年ぶりの高値に浮上し、世界の
[7日 ロイター] - <為替> 終盤のニューヨーク外為市場ではドルが上昇。安全通貨として資金が流入した。欧米がロシア産原油の輸入禁止を検討していることを受け原油価格が14年ぶりの高値に浮上し、世界の経済成長に与える影響が懸念された。
ドル指数は0.33%高の99.24。ユーロ/ドルは0.7%安の1.08575ドルとなった。エネルギー価格の上昇がスタグフレーションにつながり、欧州経済に打撃を与えるとの懸念を受けた。
米国時間の原油先物は急伸し2008年以来14年ぶりの高値を付けた。欧米がロシア産原油の輸入禁止を検討しているほか、イラン産原油が速やかに市場に回帰する可能性が低下したことを受けた。
ユーロ/スイスフランは0.32%高の1.00495フラン。序盤にはパリティ(等価)水準を付けた。
ポンド/ドルは0.91%安の1.3108ドル。
コモディティー価格に連動しやすい豪ドル/米ドルは0.56%安。序盤には1%高となる場面があった。
<債券> 10年債利回りが2カ月ぶり低水準を付けた後、上昇に転じた。ロシアとウクライナの紛争を反映し原油価格が急騰する中、インフレ圧力の増大と経済成長の減速に対する懸念が出ている。
米国時間の原油先物は急伸し2008年以来14年ぶりの高値を付けた。欧米がロシア産原油の輸入禁止を検討しているほか、イラン産原油が速やかに市場に回帰する可能性が低下したことを受けた。
ロシアとウクライナはこの日、ベラルーシで3回目の停戦交渉を実施した。ただ、事態打開に向けた合意は得られなかった。
こうした中、市場ではリスク選好度が低下し、米株式市場のS&P総合500種が3営業日連続で下落するなどの動きが出ている。
ブリン・マウワー・トラストの債券部門ディレクター、ジム・バーンズ氏は、この日の動きについて「エネルギー価格の高騰を片眼でにらみながら『リスクオフ』の展開になった」としている。
米連邦準備理事会(FRB)は15─16日に連邦公開市場委員会(FOMC)を開催。その前に発表される最後のインフレ指標として、10日の2月の消費者物価指数(CPI)が注目されている。
10年債利回りは一時1.668%と、1月5日以来の低水準を付けたが、終盤の取引では3.6ベーシスポイント(bp)上昇の1.758%。
30年債利回りは1.4bp上昇の2.162%。
2年債利回りは6bp上昇の1.550%。
この日に実施された600億ドルの3カ月物財務省短期証券(Tビル)と510億ドルの6カ月物Tビルの入札は良好。
財務省は今週、3年債(480億ドル)、10年債(340億ドル)、30年債(200億ドル)の入札を実施する。
<株式> 主要株価3指数が大幅続落し、ダウ工業株30種は調整入りが確認された。ロシア産原油の輸入が禁止される可能性を受けて原油価格が高騰し、インフレ懸念が高まった。
ダウは1月4日に付けた終値での最高値を10%超下回り、調整局面入りした。
原油先物は急伸して2008年以来14年ぶりの高値を付けた。ロシアのウクライナ侵攻を受け、欧米が同国産原油の輸入禁止を検討しているほか、イラン産原油が速やかに市場に回帰する可能性が低下したことが背景。
S&P総合500種の主要セクターでエネルギーが大きく値上がりした。
エドワード・ジョーンズのシニア投資ストラテジスト、モナ・マハジャン氏は「原油に関する懸念がインフレ上昇やスタグフレーションを巡る懸念につながった。燃料価格の上昇を踏まえ、消費面から経済成長が阻害されかねないとの懸念が広がっている」と語った。
<金先物> ウクライナ情勢の悪化などで投資家のリスク回避姿勢が強まる中、3営業日続伸した。4月物の清算値(終値に相当)は前営業日比29.30ドル(1.49%)高の1オンス=1995.90ドル。一時2007.50ドルと、2000ドル台を回復し、約1年半ぶりの高値を付けた。
<米原油先物> ウクライナ情勢の悪化を背景に供給不安が広がり、続伸した。米国産標準油種WTIの中心限月4月物の清算値(終値に相当)は前週末比3.72ドル(3.22%)高の1バレル=119.40ドルだった。5月物は3.69ドル高の115.80ドルとなった。4月物は日本時間7日午前の取引で一時130ドルを突破し、2008年7月以来の高値水準を付けた。
イラン核合意の再建に向けた協議が行き詰まり、イラン産原油の輸出が遅延するとの見方も原油の買いを支えた。一方で、ドイツのショルツ首相は7日、ロシアからのエネルギーは「公共サービスや市民生活に不可欠」だとして、当面は輸入を継続する方針を表明。米欧が足並みをそろえたロシア産禁輸措置への警戒感が後退し、原油は上げ幅を縮小した。
ドル/円 NY午後4時 115.26/115.29
始値 115.07
高値 115.47
安値 115.09
ユーロ/ドル NY午後4時 1.0869/1.0873
始値 1.0858
高値 1.0932
安値 1.0846
米東部時間
30年債(指標銘柄) 16時46分 101*16.50 2.1808%
前営業日終値 102*07.50 2.1480%
10年債(指標銘柄) 16時46分 100*28.50 1.7768%
前営業日終値 101*12.50 1.7220%
5年債(指標銘柄) 16時46分 100*26.00 1.7040%
前営業日終値 101*05.50 1.6290%
2年債(指標銘柄) 16時45分 99*28.50 1.5563%
前営業日終値 100*00.63 1.4900%
終値 前日比 %
ダウ工業株30種 32817.38 -797.42 -2.37
前営業日終値 33614.80
ナスダック総合 12830.96 -482.48 -3.62
前営業日終値 13313.44
S&P総合500種 4201.09 -127.78 -2.95
前営業日終値 4328.87
COMEX金 4月限 1995.9 +29.3
前営業日終値 1966.6
COMEX銀 5月限 2572.0 ‐6.9
前営業日終値 2578.9
北海ブレント 5月限 123.21 +5.10
前営業日終値 118.11
米WTI先物 4月限 119.40 +3.72
前営業日終値 115.68
CRB商品指数 304.2324 +4.2779
前営業日終値 299.9545
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