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概要:[8日 ロイター] - <ロンドン株式市場> 反発して取引を終えた。原油価格の値上がりを背景に石油株が買われ、相場を支えた。 石油大手のシェル、BPはそれぞれ3.0%、5.1%上げた。 英国は、ロ
[8日 ロイター] - <ロンドン株式市場> 反発して取引を終えた。原油価格の値上がりを背景に石油株が買われ、相場を支えた。
石油大手のシェル、BPはそれぞれ3.0%、5.1%上げた。
英国は、ロシアからの原油と石油製品の輸入を段階的に削減し、2022年末までに完全停止すると発表。また、世界最大の石油消費国である米国は、ロシア産原油の輸入禁止を公表した。
シェルはロシア産原油の購入を停止したと明らかにし、原油や天然ガスなどすべてのロシアの資源事業を段階的に打ち切ると述べた。
ハーグリーブス・ランズダウンのシニアアナリスト、スザンナ・ストリーター氏は「石油供給の圧迫への懸念が続く中、原油価格の高騰を背景にシェルはかなりの純債務をそぎ落とす道を歩み、新たなガス田の拡張や水素など低炭素代替品への設備投資に資金を投入するはずだ」と述べた。
FTSE350種石油・ガス株指数は3.52%上昇した。前日は21年1月以来の大幅な上昇率を記録し、今年に入ってこれまで21.69%高と、業界別では最も好調。
中型株で構成するFTSE250種指数は反発し、0.25%上昇。
OANDAのシニア市場アナリスト、クレイグ・アーラム氏は「株価が反発したのはたぶん、この短期間に新たな壊滅的なニュースが報じられず、悪材料が出なかったため、わずかに買い戻しが入ったためだろう」と述べた。
個別銘柄では、保険大手のM&Gが好調で、15.0%上昇。5億ポンド(6億5430万ドル)の自社株買いを発表したことが好感された。
<欧州株式市場> 4営業日続落して取引を終えた。米国のロシア産原油輸入禁止によって、ボラティリティーと世界的なスタグフレーション(物価上昇と景気後退の併存)への懸念が高まった。金融銘柄の株価は回復したものの、相殺された。
STOXX欧州600種テクノロジー株指数が2.53%、ヘルスケア指数が1.00%、資源株指数が1.13%それぞれ下落し、相場を押し下げた。
ドイツのDAX指数は0.02%下落と、ほぼ横ばいだった。一方、銀行の比重が多いスペインのIBEX指数、イタリアの主要株価FTSE・MIB指数はそれぞれ1.82%、0.79%の上昇。
バイデン米大統領は、米国がロシア産原油と他のエネルギー製品の輸入の禁止を発表し、ウクライナを侵攻したロシアへの制裁を強化している。英国はロシア産原油と石油製品の輸入を段階的に削減し、2022年末までに完全に停止すると発表した。
欧州連合(EU)は、ロシア産ガスと原油に依存し、インフレの悪影響が考えられることから、今のところ輸入禁止を控えている。バークレイズ・プライベート・バンクのチーフ市場ストラテジスト、ジュリアン・ラファルグ氏は、市場はある程度禁止を織り込んでいたものの、ウクライナ危機は商品価格の上昇やインフレと相まって経済成長の鈍化に対する懸念をあおっていると指摘した。
STOXXユーロ圏銀行株指数は反発し、2.47%高。7日には約1年ぶりの安値を付けていた。
英国の保険・資産運用会社M&Gは15.0%と急騰。5億ポンド(6億5430万ドル)の自社株買いを発表したのが材料視された。
<ユーロ圏債券> 域内国債利回りの大半が上昇し、期待インフレ率が2013年終盤以来の高水準となった。欧州中央銀行(ECB)理事会を10日に控える中、物価圧力の高まりを巡る懸念が広がっている。
ドイツ10年債利回りは一時14ベーシスポイント(bp)上昇し0.138%。終盤は0.11%となった。
一方、イタリア債利回りは低下。欧州連合(EU)が今週にも債券の共同発行計画を発表するとのブルームバーグ報道を受けた。エネルギーや防衛関連の支出に充てるためで、相当な規模になる可能性があるという。
ただ、米国が早ければ8日にもロシア産原油の輸入禁止を発表すると伝わったことで原油価格が急騰し、域内債券への売りが広がった。
ECBが注目する5年後から5年間の期待インフレ率を反映するブレークイーブン・インフレ率(フォワードBEI)は2.2768%と13年末以来の高水準。
フォワードBEIは原油高を背景に今週に入り15bp以上上昇している。
アクサ・インベストメント・マネジャーズのグローバル戦略債券ファンド部門マネジャー、ニック・ヘイズ氏は「債券市場は他の市場と同様、原油価格上昇に伴う高インフレまたは成長鈍化のどちらが重要かを見極めようとしている」とした。
また、コメルツバンクの金利・クレジット調査部門責任者、クリストフ・リーガー氏は「ECBが今週、金融政策の正常化を正式に開始する計画について二の足を踏む可能性は十分にある」と述べた。
インフレ期待の高まりによってインフレ連動債への需要が拡大。2年物インフレ連動債は一時マイナス5.746%と過去最低となった。
イタリアやスペインの債券利回りは低下。独伊10年債利回り差は前日の159bpから147bpに縮小した。
<為替> 欧州終盤 アジア市場終盤 コード
ユーロ/ドル 1.0879 1.0860
ドル/円 115.63 115.44
ユーロ/円 125.82 125.38
<株式指数> 終値 前日比 % 前営業日終値 コード
STOXX欧州600種 415.01 -2.12 -0.51 417.13
FTSEユーロファースト300種 1625.94 -9.24 -0.57 1635.18
ユーロSTOXX50種 3505.29 -6.93 -0.20 3512.22
FTSE100種 6964.11 +4.63 +0.07 6959.48
クセトラDAX 12831.51 -3.14 -0.02 12834.65
CAC40種 5962.96 -19.31 -0.32 5982.27
<金現物> 午後 コード
値決め 2039.05
<金利・債券>
米東部時間14時3分
*先物 清算値 前日比 前営業日終盤 コード
3カ月物ユーロ 100.46 0.00 100.46
独連邦債2年物 111.81 -0.16 111.97
独連邦債5年物 132.52 -0.74 133.26
独連邦債10年物 165.02 -1.90 166.92
独連邦債30年物 199.98 -6.52 206.50
*現物利回り 現在値 前日比 前営業日終盤 コード
独連邦債2年物 -0.586 +0.063 -0.676
独連邦債5年物 -0.183 +0.110 -0.388
独連邦債10年物 0.133 +0.132 -0.019
独連邦債30年物 0.322 +0.159 0.166
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