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概要:[パリ/ブリュッセル 9日 ロイター] - 欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会は9日、ロシアとその同盟国ベラルーシに対する新たな制裁措置として、さらに14人の新興財閥(オリガルヒ)をブラックリ
[パリ/ブリュッセル 9日 ロイター] - 欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会は9日、ロシアとその同盟国ベラルーシに対する新たな制裁措置として、さらに14人の新興財閥(オリガルヒ)をブラックリストに載せ、ベラルーシの中央銀行と3つの金融機関との関係を凍結することに合意したと発表した。
ウクライナへの侵攻を受けてロシアとベラルーシに科された他の制裁措置に続くもので、両国の経済に対する圧力をさらに高めるため。EUの官報への掲載後に発効する今回の制裁措置では、ロシア国家とつながりのある新たに14人のオリガルヒの資産を凍結する。
欧州委によると、冶金や農業、製薬、通信、デジタル産業の実業家で、その家族も対象。名前は明らかにされていない。
ある外交官によると、サッカーのイングランド・プレミアリーグ、チェルシーオーナーのロマン・アブラモビッチ氏はリストに含まれていない。EUはこれまでウクライナ侵攻を受け、ロシア国家につながる26人のオリガルヒや実業家に制裁を科した。
EUのブラックリストには、合計160人が追加される予定で、ロシア連邦議会上院の議員146人を含む。EUの制裁は、ウクライナ侵攻に関連する合計862人の個人と53の団体に適用されることになる。
ロシアに対するEUの海上技術の輸出も禁止され、ロシア海運登録局が融資制限の対象となる国有企業リストに追加される。
今回新たに、制裁回避に使用されるのを制限するため、暗号資産(仮想通貨)がロシアとベラルーシに対する既存の制裁の対象であることを明確にした。
今回の制裁はベラルーシに対して特に厳しいものとなっている。
ベラルーシ中央銀行との「準備金や資産の管理に関する」取引や、ベラルーシの貿易・投資に対する公的融資の提供を禁止している。EUの銀行が保有する準備金を事実上凍結するもので、金額はそれほど大きくないと推測され、概して象徴的な動きとみられる。
ベラルーシの3つの銀行も国際送金・決済システムのSWIFT(国際銀行間通信協会)から排除される。
新たな制裁措置は欧州委が8日に起草し、9日のEU大使会合で正式に合意された。
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