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概要:[東京 11日 ロイター] - 東京株式市場で、日経平均は前営業日比625円66銭安の2万5064円74銭と、大幅に反落して午前の取引を終えた。ウクライナ情勢を巡る不透明感が続く中、金融引き締めへの警
[東京 11日 ロイター] - 東京株式市場で、日経平均は前営業日比625円66銭安の2万5064円74銭と、大幅に反落して午前の取引を終えた。ウクライナ情勢を巡る不透明感が続く中、金融引き締めへの警戒感もくすぶった。前日に大幅高だった反動で、下げ幅は600円超と大きくなった。
日経平均は朝方に安く始まった後も下げ幅を徐々に拡大し、前営業日比639円17銭安の2万5051円23銭の安値を付けた。前日は1000円近い大幅な上昇で先物主導の動きとみられており「行き過ぎた分の反動が出た」(国内証券)との声が聞かれた。前日に上昇が目立った景気敏感株や半導体関連などのハイテク、グロース(成長)株など幅広い銘柄が売られた。
ウクライナ情勢や欧米でのインフレ高進など、市場を取り巻く状況に大きな変化はなく「停戦交渉の落とし所や、原材料高などの経済影響がどの程度になりそうかがまだ見えてこない。当面は下値模索の基調になりやすい」(証券ジャパンの大谷正之投資情報部部長)との見方が出ていた。
前日には、ウクライナとロシアの外相がトルコで会談を行ったが停戦に向けた進展はなかった。米国の2月の消費者物価指数(CPI)が約40年ぶりの高い伸びとなったほか、欧州では欧州中央銀行(ECB)が量的緩和政策の縮小の加速を表明した。
TOPIXは1.99%安の1793.69ポイントで午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆8830億1700万円だった。東証33業種では27業種が値下がりした。値下がり率上位には輸送用機器や電気機器、精密機器などが並んだ。値上がりは鉱業や石油・石炭製品、銀行業など6業種だった。
ソフトバンクグループや東京エレクトロン、ファーストリテイリングの下げが指数の重しとなり、3銘柄で日経平均を170円超押し下げた。トヨタ自動車やリクルートホールディングスも軟調だった。一方、INPEXが堅調だったほか、三菱UFJフィナンシャル・グループは小じっかりとなった。
東証1部の騰落数は、値上がりが277銘柄(12%)、値下がりは1836銘柄(84%)、変わらずは67銘柄(3%)だった。
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