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概要:6日の日本株市場は、売り一巡後は底堅い値動きを見せてきそうだ。 3日の米国市場はNYダウが348ドル安だった。 朝方発表された5月雇用統計で非農業部門雇用者数が39万人の増加と、増加幅が市場予想を上回
6日の日本株市場は、売り一巡後は底堅い値動きを見せてきそうだ。
3日の米国市場はNYダウが348ドル安だった。
朝方発表された5月雇用統計で非農業部門雇用者数が39万人の増加と、増加幅が市場予想を上回ったことで連邦準備制度理事会(FRB)による積極的な利上げが警戒された。
長期金利が上昇したことで割高感が意識されやすいハイテク株を中心に売りが広がり、主要株式指数は終日軟調に推移した。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比215円安の27575円。
円相場は1ドル130円80銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り先行で始まることになりそうだ。
ただし、先週末の日経平均はマドを空けての上昇で心理的な抵抗だった27500円を上放れ、4月21日の戻り高値27580円を突破したことから、利食いの動きが出やすいところであろう。
一方で、4月戻り高値水準が支持線として意識される可能性から、27500円~27600円水準での底堅さは意識されやすいと考えられる。
週末にメジャーSQを控えるなか、先週の大幅な上昇によりレンジを切り上げてきたこともあり、利食いに押される局面においては押し目狙いの買いも意識されやすいところだ。
また、米国市場は下落とはなったものの、5月下旬のリバウンドに対する調整の範囲内であり、主要な株価指数は25日線が支持線として機能している。
また、VIX指数は足元で低下傾向を見せてきており、25.00を下回って推移している。
リスク回避的な動きは強まらないと考えられ、米国においてもセンチメントは改善傾向にあるだろう。
そのため、売り先行で27500円に接近する局面においては、その後のリバウンドを想定した押し目狙いの動きに向かわせそうである。
物色としては先物主導の動きとなることから、指数インパクトの大きい値がさ株の動向を睨みながらの展開。
先週末にはファーストリテ (TYO:9983)が1社で日経平均を約130円押し上げていたこともあり、反動安が意識されやすいところだ。
もっとも、ファーストリテは先週の大幅上昇で4月の戻り高値を突破し、需給状況は改善傾向にある。
調整局面では買い戻しの動きも意識されやすいところであり、底堅い動きを見せてくるようだと先物への買いに向かわせる可能性はあるだろう。
その他、政府は自衛隊が運用するミサイルや弾薬の取得を加速し、備蓄を拡充する方向で検討に入ったほか、観光需要喚起策「GoToトラベル」を6月末~7月にも再開する案が浮上してきたと報じられており、防衛関連やインバウンド関連などテーマ株への物色が見られそうだ。
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