简体中文
繁體中文
English
Pусский
日本語
ภาษาไทย
Tiếng Việt
Bahasa Indonesia
Español
हिन्दी
Filippiiniläinen
Français
Deutsch
Português
Türkçe
한국어
العربية
概要:[7日 ロイター] - <為替> 米主要指標の発表を控え、ドルがほぼ変わらずで推移した。ユーロは一時20年ぶり安値を更新。一方、ポンドはジョンソン英首相の辞任表明を受け、上げを維持した。 米連邦
[7日 ロイター] -
<為替> 米主要指標の発表を控え、ドルがほぼ変わらずで推移した。ユーロは一時20年ぶり安値を更新。一方、ポンドはジョンソン英首相の辞任表明を受け、上げを維持した。
米連邦準備理事会(FRB)が月内の連邦公開市場委員会(FOMC)で積極的な利上げを続けるかどうかを巡り新たな手掛かりを示す可能性があるとして、8日発表の米雇用統計や来週の米消費者物価指数(CPI)に注目が集まる。
ウォラーFRB理事は7日、月内のFOMCで75ベーシスポイント(bp)の追加利上げを実施することに支持を表明し、9月の会合では50bpの利上げを実施する可能性があるという認識を示した。
主要通貨に対するドル指数は0.065%高の107.11。前日には2002年終盤以来の高値となる107.27を付けていた。
ユーロ/ドルは一時20年ぶり安値となる1.01445ドルに沈んだ後、終盤の取引では0.26%安の1.0157ドル。
景気後退リスクが強まる中、市場ではドルとユーロのパリティ(等価)も視野に入りつつある。
銅相場の上昇に伴い、コモディティー(商品)関連通貨が上昇。豪ドルは0.86%高の0.6839米ドル。米ドルは対カナダドルでも0.43%下落した。
スイスフランは対ドルで7年ぶりの高値から下落した。
ジョンソン英首相が7日、辞任を表明したことを追い風に、ポンドは0.69%高の1.2012ドル。
暗号資産(仮想通貨)のビットコインは6.06%高の2万1792.16ドル。
<債券> 国債利回りが上昇。FRBがインフレ対応に積極的な利上げを続ける中、経済の力強さを見極めようと、労働省が8日発表する6月の雇用統計が注目されている。
この日発表の経済指標では、労働省発表の7月2日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)が前週比4000件増加し、23万5000件と1月以来の高水準となった。市場予想は23万件だった。
終盤の取引で10年債利回りは3.008%。6月14日には3.498%と、2011年4月以来の高水準を付けていた。
2年債利回りは3.039%。6月14日には3.456%と、07年11月以来の高水準を付けていた。
2年債と10年債の利回り格差はマイナス4bp。5日に3週間ぶりに逆転し、「逆イールド」が発生した。
米国債の変動がこのところ大きくなっているとについて、バークレイズのストラテジスト、アムルト・ナシカー氏は、流動性の低下も背景にあると指摘している。
国債利回りがこのところ低下傾向にあることを反映し、住宅ローン金利が低下。米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)によると、期間30年の住宅ローン固定金利は7日までの週に5.30%と、前週の5.70%から低下した。週間の低下としては08年12月以来の大きさとなる。
<株式> 米国株式市場は上昇。S&P総合500種とナスダック総合が4日続伸した。FRBが成長が鈍化すれば利上げを抑制する可能性を示唆したことで投資資金が米国株に向かった。
米国株はインフレ高進やウクライナ紛争、FRBの緩和政策転換などを背景に上半期に大きく下落したが、7月に入ってからは落ち着いている。S&P500は上半期の下落率が1970年以来の大きさとなったものの、今月はこれまでのところ全営業日で上昇している。
FRBは前日公表した6月のFOMC議事要旨で、物価抑制の姿勢を改めて強調した。ただ、当局者は利上げが経済成長に予想以上の影響を与える可能性があることを認めたほか、7月下旬のFOMCでは50bpか75bpの利上げが適切になる可能性が高いとの見方を示した。
こうしたタカ派トーンの弱まりは、9月の会合で50bpの利上げを実施する可能性があるとしたウォラーFRB理事の7日の発言にも反映された。
これを受け、金利上昇への懸念から上半期に売り込まれた成長株などに買いが入り、テスラが5.5%高、アルファベットは3.7%高となった。
エムルズ・アドバイザーズの取引責任者、ルイス・リッチ氏は「リアルマネーが戻りつつある気がする」とし、「相場がさらに30%下落しない理由はないが、下振れリスクが30%なのに対し、上振れはその3─4倍だと思う」と語った。
この日はS&Pの主要セクターがほぼ全て上昇し、エネルギーは3.5%高。原油価格が前日の急落から持ち直し、石油・ガス銘柄が買われた。
フィラデルフィア半導体指数も4.5%上昇。韓国サムスン電子が第2・四半期の営業利益について、同四半期としては2018年以来の高水準になるとの見通しを示した。
<金先物> 各国の景気後退が懸念される中、安全資産としての買いに8営業日ぶりに反発した。中心限月8月物の清算値(終値に相当)は前日比3.20ドル(0.18%)高の1オンス=1739.70ドルだった。
NY貴金属:[GOL/XJ]
<米原油先物> 需給逼迫(ひっぱく)観測を受けた買い戻しが優勢となり、3営業日ぶりに反発した。米国産標準油種WTIの中心限月8月物の清算値(終値に相当)は、前日比4.20ドル(4.26%)高の1バレル=102.73ドル。9月物は4.27ドル高の99.25ドルだった。
ロシアの裁判所は6日までに、カザフスタン最大の油田とロシアの黒海沿岸を結ぶ原油パイプラインを運営する「カスピ海パイプライン・コンソーシアム(CPC)」に対し、30日間の操業停止命令を出した。同パイプラインは世界の原油輸送の約1%を担っており、実際に操業が止まれば需給が一段と逼迫するとの警戒感が台頭。8月物は昼ごろに一時104.48ドルの高値を付けた。米政府が対立するイランへの制裁を強化したことも相場の押し上げ材料。
一方、米エネルギー情報局(EIA)が7日午前に公表した1日までの週報で、原油在庫は820万バレル増を記録。市場予想(ロイター調べ)の100万バレル減と大きく乖離(かいり)する結果だったが、ガソリンとディスティレート(留出油)が予想を上 回る取り崩しとなり、原油相場を下支えした。
ドル/円 NY終値 135.98/136.03
始値 135.83
高値 136.10
安値 135.57
ユーロ/ドル NY終値 1.0159/1.0163
始値 1.0189
高値 1.0198
安値 1.0145
米東部時間
30年債(指標銘柄) 17時05分 94*00.00 3.1879%
前営業日終値 95*09.50 3.1180%
10年債(指標銘柄) 17時05分 98*30.00 3.0001%
前営業日終値 99*22.00 2.9110%
5年債(指標銘柄) 17時05分 100*31.00 3.0387%
前営業日終値 101*12.25 2.9490%
2年債(指標銘柄) 17時05分 99*30.50 3.0244%
前営業日終値 100*02.38 2.9610%
終値 前日比 %
ダウ工業株30種 31384.55 +346.87 +1.12
前営業日終値 31037.68
ナスダック総合 11621.35 +259.49 +2.28
前営業日終値 11361.85
S&P総合500種 3902.62 +57.54 +1.50
前営業日終値 3845.08
COMEX金 8月限 1739.7 +3.2
前営業日終値 1736.5
COMEX銀 9月限 1918.8 +2.9
前営業日終値 1915.9
北海ブレント 9月限 104.65 +3.96
前営業日終値 100.69
米WTI先物 8月限 102.73 +4.20
前営業日終値 98.53
CRB商品指数 285.0810 +8.9500
前営業日終値 276.1310
免責事項:
このコンテンツの見解は筆者個人的な見解を示すものに過ぎず、当社の投資アドバイスではありません。当サイトは、記事情報の正確性、完全性、適時性を保証するものではなく、情報の使用または関連コンテンツにより生じた、いかなる損失に対しても責任は負いません。