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概要:[18日 ロイター] - 米ゴールドマン・サックスが18日に発表した第3・四半期決算(9月30日まで)は利益が前年同期比44%減となった。同時に2020年以降で最大規模の事業再編を実施し、主要事業を3部門に統合する計画を打ち出した。
[18日 ロイター] - 米ゴールドマン・サックスが18日に発表した第3・四半期決算(9月30日まで)は利益が前年同期比44%減となった。同時に2020年以降で最大規模の事業再編を実施し、主要事業を3部門に統合する計画を打ち出した。
米ゴールドマン・サックスが18日に発表した第3・四半期決算(9月30日まで)は利益が前年同期比44%減となった。
資産・ウェルスマネジメント部門、グローバルバンキング・マーケッツ部門、プラットフォームソリューション部門に再編される。赤字となっている「マーカス」ブランドの消費者向けバンキング業務は資産・ウェルスマネジメント部門に吸収する。
株価は序盤の取引で4.2%上昇した。
B・ライリー・ウェルスのチーフ市場ストラテジスト、アート・ホーガン氏は「米金融街はゴールドマンの再編をポジティブで、十分考え抜かれた戦略と評価しているようだ」と語った。
デービッド・ソロモン最高経営責任者(CEO)は声明で「市場の不確実性とボラティリティーを受け、当社は引き続き慎重に経営資源を管理し、リスク管理に重点を置く」と述べた。
第3・四半期はディールメーキングが鈍化し、最も収益性の高い事業に暗い影を落としたものの、借り入れコストの上昇により純利ざやが31%上昇。これを受け第3・四半期の1株利益は8.25ドルと市場予想平均の7.69ドルを上回った。
総収入は12%減の119億8000万ドルだった。
投資銀行部門の収入はM&A(企業の合併・買収)や株式・債券の引き受け減少などを背景に57%減の15億8000万ドル。
一方、消費者・ウェルスマネジメント部門の収入は18%増の23億8000万ドル。融資需要の高まりと資産運用手数料の増加を受けた。
トレーディング収入は11%増の62億ドル。債券・通貨・コモディティのトレーディング収入が41%急増し、株式トレーディング収入の14%減を相殺した。
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