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概要:[東京 18日 ロイター] - 大樹生命保険は18日、2022年度の下期運用計画について、国内の超長期債の積み増しを継続する方針を示した。為替ヘッジをせずオープンで投資する外国債券は、数百億円程度の増
[東京 18日 ロイター] - 大樹生命保険は18日、2022年度の下期運用計画について、国内の超長期債の積み増しを継続する方針を示した。為替ヘッジをせずオープンで投資する外国債券は、数百億円程度の増加を見込んでいる。
一方、ヘッジ外債の残高は減らす。22年度末のドル/円相場のレンジは139円―149円を想定しているという。
国内債券は、国内金利が超長期債を中心に上昇しており、投資環境が安定しているとして、上期に引き続き超長期債を積み増す。残高としては横ばいの見通し。上期は400億円増加で当初の計画より上積みが多かったという。
オープン外債は、数百億円程度の増加を見込んでいるが、外貨建て保険の販売動向によって金額は変動する可能性があるという。上期は400億円増加した。
一方、ヘッジ外債は圧縮を計画し、ヘッジコストや金利の上昇に機動的に対応するとしている。運用統括部長の西村寿夫氏は、ヘッジコストの上昇などを理由に投資環境が厳しいものになっているほか、海外の金融環境の不透明感が増していると話した。円建ての保険商品見合いで運用する外国債券は、上期は1000億円減少だった。当初の計画よりもやや多めの減少になったという。
ドル/円の年度末予想レンジは139―149円(中心は144円)。西村氏は、内外金利差やエネルギー価格の上昇による貿易赤字など、構造的な流れが変わらない限り、円安バイアスが続きやすいとみている。ただ、「(円安が)どこまで行くかの予想はなかなか見通せないのが実態」と話した。
ESG(環境・社会・企業統治)投融資は増加を見込む。森林保護やグリーンボンドの積み上げを着実に行っているという。国内株式は横ばいの一方、貸付と不動産は減少を見込んでいる。上期は貸付が300億円程度の減少、不動産は横ばいだった。
2022年度末の市場見通し(レンジと中心)は以下の通り。▼はマイナス。
日本国債10年物利回り 0.10―0.30%(中心0.25%)
米10年債利回り 2.90─3.90%(同3.40%)
日経平均 2万4000─3万1000円(同2万7500円)
米ダウ 2万7500─3万7500ドル(同3万2500ドル)
ドル/円 139―149円(同144円)
ユーロ/円 138―148円(同143円)
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