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概要:終盤のニューヨーク外為市場はドルが上昇。指標米10年債利回りが14年ぶり高水準を付けたことに追随し、2週間ぶり安値水準から切り返した。一方、英ポンドは急落。英消費者物価指数(CPI)が40年ぶりの高水準に達し、リセッション(景気後退)が深刻化するという懸念が強まった。
[ニューヨーク 19日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場はドルが上昇。指標米10年債利回りが14年ぶり高水準を付けたことに追随し、2週間ぶり安値水準から切り返した。一方、英ポンドは急落。英消費者物価指数(CPI)が40年ぶりの高水準に達し、リセッション(景気後退)が深刻化するという懸念が強まった。
終盤のニューヨーク外為市場はドルが上昇。2009年11月、コロラドで撮影(2022年 ロイター/Rick Wilking/File Photo)
ドルは対円で32年ぶり高値を更新し、日本当局が介入に動く水準とみられる1ドル=150円に迫った。
金融市場は、米連邦準備理事会(FRB)が11月1━2日の会合で0.75%ポイント、12月に0.50%ポイントまたは0.75%ポイントの追加利上げを実施するという見方を織り込んでいる。
TD証券のシニア外為ストラテジスト、マゼン・アイサ氏は、ドルの上昇勢い失速を見込むのは「時期尚早」と指摘。コアインフレの伸びが鈍化し、FRBがタカ派的な政策を転換するまで、ドルの上昇が続く公算が大きいという見方を示した。
ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は19日、労働需要は引き続き堅調で、基調的なインフレ圧力が依然ピークに達していない可能性があるという認識を示した。
FRBは地区連銀経済報告(ベージュブック)で、米経済活動はここ数週間、緩やかに拡大しているが、一部の地域では横ばい、他の地域では減速しているとの認識を示した。
主要通貨に対するドル指数は0.88%高の112.92。
ユーロ/ドルは0.95%安の0.9771ドル。
ポンドは1.02%安の1.1210ドル。9月の英CPI上昇率は前年同月比10.1%と、7月に記録した40年ぶりの高水準と並んだ。
イーベリーの市場戦略責任者、マシュー・ライアン氏は「英経済の見通しは比較的不透明で、借入コストの増大や消費者物価の高騰、信認が失墜している政権の混迷など、信頼感が押し上げられる可能性は小さい」と述べた。
ドル/円は0.43%高の149.87円。鈴木俊一財務相は19日、為替対応に関し「(神田真人)財務官とは頻繁に連絡を取り合っている」と語った。
クレディ・スイスのアナリストは、日銀が来週の会合で緩和スタンスを維持する見通しを維持すれば、150円を超える円安になる可能性があると予想した。
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