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概要:[東京 28日 ロイター] - アルプスアルパインは28日、2023年3月期の連結営業利益予想を従来の475億円から前年比42%増の500億円に上方修正した。円安がプラスに作用、車載向け製品の売り上げ
[東京 28日 ロイター] - アルプスアルパインは28日、2023年3月期の連結営業利益予想を従来の475億円から前年比42%増の500億円に上方修正した。円安がプラスに作用、車載向け製品の売り上げ増や値上げを織り込んだ。
IBESがまとめたアナリスト14人のコンセンサス予想の平均値428億円を上回った。
下期は新車向け製品の売り上げ増のほか、昨年から進めている値上げの浸透を見込んでいる。一方、外部環境は不透明な状況が続くとみており、「民生市場は上期が堅調だったが、巣ごもり需要の一部は一巡しているほか、中国でのリセッション(景気後退)入りで、需要が減少している」(小平哲常務)という。
併せて発表した4─9月期の連結営業利益は前年同期比88.7%増の199億円だった。資材高騰が200億円のコスト増につながる一方、円安が173億円のプラス効果として作用した。
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