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概要:[東京 8日 ロイター] - スズキは8日、2023年3月期通期の連結業績予想を上方修正した。営業利益は前年比51.5%増の2900億円となる見通し。従来は1950億円を見込んでいたが、22年4─9月
[東京 8日 ロイター] - スズキは8日、2023年3月期通期の連結業績予想を上方修正した。営業利益は前年比51.5%増の2900億円となる見通し。従来は1950億円を見込んでいたが、22年4─9月期業績が堅調で、四輪・二輪の通期販売計画を上方修正、円安効果も寄与する。
修正後の会社側の営業利益予想は、市場予想(IBESによるアナリスト20人の予想平均値:2805億円)を上回っている。
通期の営業利益に対し、為替の影響が従来予想比で550億円、販売台数の増加や単価改善で同950億円それぞれ増益要因となる。
通期の世界販売台数計画は、インドなどの好調により、四輪を304万1000台と従来予想から13万3000台引き上げた。二輪は186万3000台と従来予想から7万6000台上振れる。
同時に発表した22年4─9月期連結決算では、売上高が前年同期比32.5%増の2兆2175億円で、同じ期として過去最高だった。営業利益は同65.8%増の1643億円、純利益は同14.5%増の1151億円となった。
中間配当は前期から5円増配の50円を実施する。期末配当は未定とした。半導体不足などの影響が不透明なほか、世界経済の動向を見極めるためとしている。
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