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台湾輸出、10月は前年比－0.5％ 半導体は好調
概要：［台北 ８日 ロイター］ - 台湾財政部が８日発表した１０月の輸出は２カ月連続で減少した。 ただ高性能コンピューティングや自動車向けの半導体需要は引き続き好調で、市場予想ほどの落ち込みとはならなかっ
［台北 ８日 ロイター］ - 台湾財政部が８日発表した１０月の輸出は２カ月連続で減少した。
ただ高性能コンピューティングや自動車向けの半導体需要は引き続き好調で、市場予想ほどの落ち込みとはならなかった。
１０月の輸出は前年比０．５％減の３９９億３０００万ドル。ロイターがまとめた市場予想は６％減だった。９月の輸出は５．３％減と、約２年ぶりの減少を記録していた。
１０月のエレクトロニクス部品の輸出は全体で１５．９％増の１６９億ドル。半導体輸出は前年比１９．４％増だった。
対中輸出は前年比９．２％減の１４７億２０００万ドル。９月は１３．３％減だった。
財政部は、年末商戦を控えハイテク製品向けの半導体需要が輸出を支える見通しだが、世界的なインフレ、金融引き締め、米中関係の緊張、ウクライナ戦争で「国際経済見通しに対する疑念が今後も深まる」と予想。第４・四半期の台湾の輸出が圧迫される可能性があるとの見方を示した。
対米輸出は３．１％増。９月は２．１％減だった。
１０月の台湾の輸入は８．２％増の３６９億５０００万ドル。市場予想は３．５％減、９月は２．４％減だった。
財政部は１１月の輸出を前年比５─８％減と予想した。
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