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ＮＺ住宅価格指数、30年ぶり大幅低下 金利上昇が重し
概要：[ウェリントン １５日 ロイター] - ニュージーランド不動産協会（ＲＥＩＮＺ）が１５日発表した１０月の住宅価格指数は３０年ぶりの大幅低下となった。売買動向が特に軟調だったことから、多くのエコノミスト
[ウェリントン １５日 ロイター] - ニュージーランド不動産協会（ＲＥＩＮＺ）が１５日発表した１０月の住宅価格指数は３０年ぶりの大幅低下となった。売買動向が特に軟調だったことから、多くのエコノミストの予想以上に価格が下落する可能性があるとの見方が出ている。
１０月の住宅価格指数は前年比１０．９％低下し、１１カ月連続の低下となった。
キーウィ銀行のエコノミストは「住宅ローン金利の上昇が住宅価格や売買動向を引き続き圧迫している」と指摘した。
ニュージーランドの住宅価格は新型コロナウイルスのパンデミック（世界的大流行）の間に約４０％上昇し、昨年１１月にピークに達した。その後、中央銀行による積極的な利上げで住宅ローン金利が上昇し、住宅価格は大きく下落している。
中銀の追加利上げが見込まれる中、エコノミストは一段の住宅価格下落を予想しており、ウエストパックは１５日、ピークから２０％下落するとの見通しを示した。これまでは１５％の下落を予想していた。
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