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ベトナムの11月スマホ生産・輸出減、世界需要減にサムスン対応か
概要：[ハノイ ２９日 ロイター] - ベトナム統計総局のデータによると、同国のスマートフォン生産・輸出はクリスマス商戦を控えた１１月に減少した。同国における最大メーカーの韓国サムスン電子が減少する世界需要
[ハノイ ２９日 ロイター] - ベトナム統計総局のデータによると、同国のスマートフォン生産・輸出はクリスマス商戦を控えた１１月に減少した。同国における最大メーカーの韓国サムスン電子が減少する世界需要に対応していることが示された。
同社は長年にわたり、スマホの約半分をベトナムで生産しており、同国の輸出全体の５分の１近くを占めている。
関係筋がこれまでにロイターに語ったところによると、サムスンは最近、ベトナムで今年２回目のスマホ減産を実施した。通常の減産を反映しているのか、他の製造国へのシフトなのかは不明だ。
サムスンはコメントを避けている。
ベトナム統計総局によると、１１月のスマホ生産台数は前年同月比９．３％減の２０６０万台となった。１─１１月の生産台数は６．１％減。また、１１月のスマホ輸出額は前月比１％減、前年同月比０．７％減だった。
ベトナム国内で生産されるスマホのほとんどは欧米市場向けで、クリスマス前の数週間は通常生産が増加する。しかし、今年は消費者需要の減少が予想されるため、各社は生産を制限している。
世界的な景気減速の逆風を受け、１１月のベトナム全体の輸出額は前年同月比８．４％減の２９１億８０００万ドルだった。
輸入も７．３％減少した。輸出製品に使用される部品や材料はしばしばベトナムで組み立てるために輸入されることから、さらなる減産の可能性を示唆している。
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