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豪大手行、4月の利上げ継続予想 米銀破綻の影響軽微
概要：［１４日 ロイター］ - アナリストは、豪準備銀行（ＲＢＡ）の利上げの見通しについて、国内経済の状況に大きく左右されると指摘、米シリコンバレー銀行（ＳＶＢ）破綻の影響は厳しい規制で遮断されるとの見方を
［１４日 ロイター］ - アナリストは、豪準備銀行（ＲＢＡ）の利上げの見通しについて、国内経済の状況に大きく左右されると指摘、米シリコンバレー銀行（ＳＶＢ）破綻の影響は厳しい規制で遮断されるとの見方を示した。
ＲＢＡは４月４日に理事会を開催する。インフレ圧力は根強く、今週発表予定の雇用指標も強い内容が予想されており、ＲＢＡはＳＶＢ破綻の影響を引き続き分析しつつ、国内の要因に注目する見通しという。
国内４大銀行のうち、コモンウェルス銀行、ナショナル・オーストラリア銀行（ＮＡＢ）、オーストラリア・アンド・ニュージーランド（ＡＮＺ）銀行は、ＲＢＡが４月の理事会で１１回目となる利上げを継続すると引き続き予想。政策金利を２５ベーシスポイント（ｂｐ）引き上げ３．８５％にするとの見方を示した。
うち２行は政策金利が５月に４．１０％でピークに達すると予想した。
ＡＮＺリサーチのシニアエコノミスト、アデレード・ティンブレル氏は「豪州の国内ファンダメンタルズは引き続きＲＢＡの追加引き締めと相反しない」と指摘。
ＮＡＢの為替担当シニアストラテジスト、ロドリゴ・キャトリル氏は、豪州の銀行部門について、ＳＶＢ破綻の影響を受けないわけではないが、「相対的に隔離」されていると指摘した。
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