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米連邦住宅貸付銀行制度が資金調達、加盟行の資金需要増に対応
概要：[１３日 ロイター] - 米国のシリコンバレー銀行とシグネチャー銀行の破綻で中小金融機関に動揺が広がり、資金需要が高まる中、政府系の連邦住宅貸付銀行（ＦＨＬＢ）は１３日、銀行に貸し付け可能な資金を積み
[１３日 ロイター] - 米国のシリコンバレー銀行とシグネチャー銀行の破綻で中小金融機関に動揺が広がり、資金需要が高まる中、政府系の連邦住宅貸付銀行（ＦＨＬＢ）は１３日、銀行に貸し付け可能な資金を積み増した。
インフォーマ・グローバル・マーケッツのデータによると、ＦＨＬＢ制度は償還期間が３カ月─１年の短期証券を発行し、８８７億３０００万ドルを調達。高い需要を踏まえ、発行額を当初予定の６４０億ドルから引き上げた。
ＦＨＬＢ制度の１１行は、加盟行に低利の融資を行っており、地方銀行にとって「最後の貸し手」である連邦準備理事会（ＦＲＢ）の一段階手前の重要な資金源となっている。
ＦＨＬＢ制度の幹部、ライアン・ドノバン氏は「加盟行が不安定な市場に対応し、安定した資金調達を求める中、ＦＨＬＢの貸し付けへの需要が高まっている」とし、「加盟行のニーズに応じ続ける用意は整っている」とした。
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