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概要:[マニラ 14日 ロイター] - フィリピン政府が14日発表した1月の貿易統計は、輸出が大幅に減少したため、赤字幅が57億4000万ドルと、過去最大を記録した昨年8月(60億ドル)以来最大となった。
[マニラ 14日 ロイター] - フィリピン政府が14日発表した1月の貿易統計は、輸出が大幅に減少したため、赤字幅が57億4000万ドルと、過去最大を記録した昨年8月(60億ドル)以来最大となった。
輸出は前年同月比13.5%減の52億ドル。約3年ぶりの大幅なマイナスとなった。輸入は同3.9%増の110億ドルと、3カ月ぶりのプラスだった。
貿易赤字額はING予想の約43億ドルよりも大きかった。シニアエコノミスト、ニコラス・マパ氏は「持続的な貿易赤字は短期的にフィリピンペソへの減価圧力を示唆する」と指摘した。
ペソは2月3日に今年の終値ベースの高値である1ドル=53.65ペソを付けて以来2%以上下落している。
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