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概要:クレディ・スイス・グループの筆頭株主であるサウジ・ナショナル・バンク(SNB)は同行に追加投資をすることはないと、SNBのアンマル・フダリ会長が15日語った。
クレディ・スイス・グループの筆頭株主であるサウジ・ナショナル・バンク(SNB)は同行に追加投資をすることはないと、SNBのアンマル・フダリ会長が15日語った。
フダリ会長はクレディ・スイスへの追加出資について、「答えは絶対的なノーだ。規制と法律という単純な理由の他にも多数の理由がある」とブルームバーグテレビジョンのインタビューで述べた。追加的な流動性を求められたら、さらなる資金注入の用意はあるかとの問いに答えた。
クレディ・スイス株は同日のチューリヒ市場で一時25%安となり、過去最大の下落率を記録。上場来安値も更新した。同行社債のデフォルト(債務不履行)に備える1年物の保証料は投資家の深刻な懸念を示唆する水準だ。
クレディS 社債保証コストが1000bp接近-政府支援議題でないと会長
同行は投資銀行部門をスピンアウトしウェルスマネジメントに集中する複雑な再編を実施中だが、アナリストは計画を実行に移す際のリスクがあると指摘。財務健全性を巡る臆測から顧客資金流出にも見舞われている。
ウルリッヒ・ケルナー最高経営責任者(CEO)は14日に、財務は健全だとして約150%の流動性カバレッジ比率に言及していた。
サウジアラビアの政府系ファンドが37%保有するSNBは、クレディ・スイスが昨年行った増資でアンカー投資家となり同行株約9.9%を保有している。
フダリ会長は持ち分を10%超とするには規制上の障壁があると説明した。SNBが取得したクレディ・スイス株は数カ月のうちに5億スイス・フラン(約730億円)以上の価値を失った。
ケルナーCEOは財務指標を挙げて健全性をアピールしたが、同行の将来を巡る疑念は晴れず、1年物クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)のスプレッドは同業のドイツ銀行の9倍、UBSグループの18倍に上る。CDSのカーブも大きく逆転し、短期の保証コストが長期よりも高くなっている。
アクセル・レーマン会長は15日、政府支援が必要なのではないかとの臆測を打ち消し、そうした支援は「議題になっていない」と言明。同行の問題を米シリコンバレー銀行(SVB)破綻と比較するのは不正確だと主張した。
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