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概要:全米ホームビルダー協会(NAHB)とウェルズ・ファーゴが発表した3月の住宅市場指数は予想に反して改善し、3カ月連続の上昇となった。販売の現況指数上昇に加え、購買見込みの客足が伸びたことが寄与した。
2023年3月15日 23:10 JST
現況指数、購買見込み客足指数は6カ月ぶり高水準-見通し指数低下
地域別では南部のみ上昇、ディエツ氏「コストと在庫がなおネック」
全米ホームビルダー協会(NAHB)とウェルズ・ファーゴが発表した3月の住宅市場指数は予想に反して改善し、3カ月連続の上昇となった。販売の現況指数上昇に加え、購買見込みの客足が伸びたことが寄与した。
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地域別では4地域のうち南部のみが上昇した。現況指数、購買見込み客足指数は共に6カ月ぶり高水準となった。過去1年間に借り入れコストが上昇しているものの、繰り越し需要の強さを反映した。住宅市場指数は改善したが、2021年末や新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)前の水準を大きく下回っている。
米連邦公開市場委員会(FOMC)の積極的なインフレ対応策の影響で、住宅市場は特に打撃を受けている。住宅ローン金利の上昇が需要を抑制し、新たな住宅建設は急激に落ち込んだ。多くの住宅建設業者はなお熟練労働者の確保が難しいとしており、労働および資材コストは高止まりしたままとなっている。
シリコンバレー銀行(SVB)破綻とそれに関連した金融市場の混乱で利回りが低下しており、それが住宅ローン金利を押し下げ、いずれ需要を支援する可能性がある。それでも、住宅セクター回復の足取りは鈍くなる可能性が高い。
NAHBのチーフエコノミスト、ロバート・ディエツ氏は発表文で「金融システムにかかるストレスから最近は長期金利が低下しており、今後数週間に住宅需要の支援材料となるだろう。ただ、住宅コストと住宅在庫が引き続き購買見込み客にとってネックになっている」と指摘した。
住宅販売の見通し指数は低下した。
統計の詳細は表をご覧ください。
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