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インドネシア中銀、政策金利据え置き 国内銀行の健全性強調
概要：［ジャカルタ １６日 ロイター］ - インドネシア中央銀行は１６日、主要政策金利を据え置いた。過去の利上げで年内にインフレ率を目標レンジ内に収められるとの見方を改めて示した。 ７日物リバースレポ金利は
［ジャカルタ １６日 ロイター］ - インドネシア中央銀行は１６日、主要政策金利を据え置いた。過去の利上げで年内にインフレ率を目標レンジ内に収められるとの見方を改めて示した。
７日物リバースレポ金利は５．７５％で据え置いた。ロイター調査ではエコノミスト３０人全員が据え置きを予想していた。
翌日物預金ファシリティー金利は５．００％、貸し出しファシリティー金利は６．５０％で据え置いた。
ペリー・ワルジヨ総裁は、一部のグローバルバンクの問題がインドネシアの銀行に波及する可能性を否定。政府の健全性審査（ストレステスト）で国内銀行の強さが示されていると説明した。
昨年８月から今年１月までの計２２５ベーシスポイント（ｂｐ）の利上げについて、インフレ率を目標レンジに戻すのに十分と指摘した。
２月の消費者物価指数（ＣＰＩ）上昇率は前年比５．４７％と、１月の５．２８％から伸びがやや加速した。
中銀は、インフレ率は今年９月以降、２─４％の目標レンジ内に戻ると予想。コアインフレ率は年内、目標圏内で推移すると見込んだ。
２０２３年の経済成長率見通しについては、４．５─５．３％のレンジ上限に維持した。
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