简体中文
繁體中文
English
Pусский
日本語
ภาษาไทย
Tiếng Việt
Bahasa Indonesia
Español
हिन्दी
Filippiiniläinen
Français
Deutsch
Português
Türkçe
한국어
العربية
概要:[東京 16日 ロイター] - 日銀の黒田東彦総裁は16日、参院・財政金融委員会で、保有国債を時価評価していないため、金利が上昇しても保有資産がマイナスになる可能性はきわめて低いとの考えを示した。浅田
[東京 16日 ロイター] - 日銀の黒田東彦総裁は16日、参院・財政金融委員会で、保有国債を時価評価していないため、金利が上昇しても保有資産がマイナスになる可能性はきわめて低いとの考えを示した。浅田均議員(日本維新の会)の質問に答えた。
将来的に出口戦略を進める際の日銀の財務面への影響について黒田総裁は、米連邦準備理事会(FRB)が出口戦略では金融機関が預けている預金への支払利息が多くなり米連邦政府に剰余金を納付できなくなると公表していることに触れ、「日本のQQE(量的・質的金融緩和)も同様の傾向があることは確かだ」と述べた。
ただ、出口の局面では景気・物価の好転で国債の金利が上昇していくことが想定されると指摘。日銀の保有国債の平均残存期間は7年程度でFRBに比べて短く、国債の償還が進めばそのたびに金利の高い国債に入れ替わるため「(日銀の損益が)赤字になる可能性はあるが、金融情勢によってさまざまなことが起こり得る」との見方を示した。
(和田崇彦編集:田中志保)
免責事項:
このコンテンツの見解は筆者個人的な見解を示すものに過ぎず、当社の投資アドバイスではありません。当サイトは、記事情報の正確性、完全性、適時性を保証するものではなく、情報の使用または関連コンテンツにより生じた、いかなる損失に対しても責任は負いません。