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欧州株が反発、クレディＳの借り入れ計画を好感－欧州債は下落
概要：16日午前の欧州株は反発。前日の大幅安から若干持ち直し、銀行株が買われている。クレディ・スイス・グループがスイス国立銀行（中央銀行）からの借り入れ計画を発表したことが好感された。
16日午前の欧州株は反発。前日の大幅安から若干持ち直し、銀行株が買われている。クレディ・スイス・グループがスイス国立銀行（中央銀行）からの借り入れ計画を発表したことが好感された。
クレディＳ、スイス中銀から最大７兆円借り入れ計画－社債買い戻しも
ストックス欧州600指数は1.4％高まで上昇する場面があった。前日は約３％下落した。銀行株指数は一時3.7％上昇と、前日の6.9％安を一部戻した。クレディ・スイス株は急反発し、一時40％高を記録した。
銀行システムへの懸念が緩和し、欧州債は下落。トレーダーはこの日午後に発表される欧州中央銀行（ＥＣＢ）の政策決定に備えているが、予想される利上げの規模を巡り市場の見方は割れている。
ドイツ２年債利回りは19ベーシスポイント（ｂｐ、１ｂｐ＝0.01％）上昇して2.60％。前日は過去最大となる48ｂｐの低下となっていた。
ボラティリティーに身構える短期金融市場では、ＥＣＢが発表する利上げを37.5ｂｐ程度と織り込んでいる。これは１週間前まで確実視されていた0.5ポイント利上げと、より小幅な0.25ポイント利上げの間でトレーダーの予想が分かれていることを示唆する。
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