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概要:米証券会社チャールズ・シュワブが2008年以来最悪の米銀行危機に巻き込まれていることは表面的には、ほとんど意味をなさない。
ニューヨークのシュワブの拠点
Photographer: Victor J. Blue/Bloomberg
むしろ、危機が長引くにつれて、投資家はこれまで表面上は隠れていたリスクを暴き始めつつある。
期間が長めの債券を抱えるシュワブのバランスシートは含み損が昨年、290億ドル強に膨らんだ。また金利高を受けて顧客は、同社事業を支え最終損益に寄与する一部の口座から資金を引き出す動きにでている。
低金利が長く続いた後、米金融当局の急速な政策引き締めで金融業界が不意を突かれたことを示唆するケースの一つだ。シュワブの株価は8日以降で4分の1余りを失い、ウォール街では業績低迷を予想するアナリストもいる。
モーニングスターのアナリスト、マイケル・ウォン氏は「今になってみれば、おそらくもっと慎重な投資の選択肢があったはずだ」と語る。
シュワブのウォルト・ベッティンジャー最高経営責任者(CEO)と創業者で資産家のチャールズ・シュワブ氏は同社が健全でより幅広い混乱に耐える用意があると指摘している。両氏は先週の発表文で、事業が「誤解されている」とし、生じるはずがないであろう含み損に注目することは「誤解を招きかねない」とコメントした。
チャールズ・シュワブ氏
Photographer: Daniel Acker
ベッティンジャー氏は23日に掲載された米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)とのインタビューで、「預金が100%流出した場合でもカバーできる十分な流動性があるだろう」とし、資金不足が生じた場合には連邦住宅貸付銀行(FHLB)からの借り入れと譲渡性預金(CD)発行が可能だと説明した。
同氏は担当者経由で今回の記事に関するコメントを控えた。シュワブ氏の広報担当者も23日の発表文以外のコメントを控えた。
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