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概要:[ミラノ 27日 ロイター] - 格付け会社S&Pグローバルは27日、ユーロ圏の来年の成長率予想を1.4%から1.0%に下方修正した。インフレの高止まりで欧州中央銀行(ECB)が予想以上に長期の利上げ
[ミラノ 27日 ロイター] - 格付け会社S&Pグローバルは27日、ユーロ圏の来年の成長率予想を1.4%から1.0%に下方修正した。インフレの高止まりで欧州中央銀行(ECB)が予想以上に長期の利上げを余儀なくされていることを理由に挙げた。
同社は「インフレの総合指数が目標水準になるのは2025年第1・四半期以降、コア指数は25年第3・四半期以降になる」と予想。
「ユーロ圏経済の短期見通しは複雑に見える。金融引き締め政策が内需に波及する一方、24年には実質金利が上昇するだろう」と指摘した。
また、23年の成長率予想を0%から0.3%に上方修正した。ただ、需要の高まりと言えるものではなく、同年のシナリオはスタグネーション(景気停滞)だと説明した。
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