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概要:米国の中古住宅販売成約指数は2月、市場予想に反して上昇。3カ月連続のプラスとなった。住宅市場は1年ほど低調な時期が続いたが、ここへきて安定しつつある可能性が示唆された。
前月比0.8%上昇、昨年8月以来の高水準-市場予想3%低下
住宅セクター縮小は終わりに近づいている-NARエコノミスト
米国の中古住宅販売成約指数は2月、市場予想に反して上昇。3カ月連続のプラスとなった。住宅市場は1年ほど低調な時期が続いたが、ここへきて安定しつつある可能性が示唆された。
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昨年に急ピッチで上昇していた住宅ローン金利は、先週に6週間ぶりの低水準となった。これが住宅購入の需要を促している。
全米不動産業者協会(NAR)のチーフエコノミスト、ローレンス・ユン氏は「1年近くを経て、住宅セクターの縮小は終わりに近づいている」と発表資料でコメントした。
2月は西部を除く全地域で上昇。特に北東部が6.5%上昇し、全体をけん引した。
全米の販売成約指数は前年同月比(季節調整前)では21.1%低下となった。
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