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概要:[ムンバイ 28日 ロイター] - フィッチ・レーティングスは28日、インド企業の設備投資増加が続き、2024年度(23年4月─24年3月)は前年比10─12%拡大するとの見通しを示した。 フィッチに
[ムンバイ 28日 ロイター] - フィッチ・レーティングスは28日、インド企業の設備投資増加が続き、2024年度(23年4月─24年3月)は前年比10─12%拡大するとの見通しを示した。
フィッチによると、19─21年度の設備投資は横ばい、22年度は16%増だった。設備投資予測の対象は国有企業8社と民間企業21社。
フィッチのアナリストは「インドによるここ数年の供給サイド政策の取り組みや国内企業の現地化への注力、多国籍企業によるグローバルサプライチェーン(供給網)のリスク軽減から生じる成長機会が中期的に民間投資の増加につながる」と指摘している。
国内銀行はここ数年にわたり不良債権処理を進め、与信コストは改善しており、企業の資金需要を支援する体制が整っていると説明した。
ただ、インドは依然としてエネルギー純輸入国であり、国内生産の21%を輸出しているため、商品価格高騰による為替圧力と軟調な世界経済見通しは投資需要へのリスクになると指摘した。
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