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概要:ユーロ圏の基調的なインフレ率は3月に過去最高を更新した。利上げはまだ終了していないと主張する欧州中央銀行(ECB)当局者の論拠を後押しする数字となった。
コアインフレ率は5.7%に上昇、総合インフレ率は6.9%に低下
「ECBの追加利上げの論拠を強める内容」-エコノミスト
ユーロ圏の基調的なインフレ率は3月に過去最高を更新した。利上げはまだ終了していないと主張する欧州中央銀行(ECB)当局者の論拠を後押しする数字となった。
EU統計局(ユーロスタット)の31日発表によれば、食品やエネルギーなど価格変動の激しい項目を除くコアインフレ率は3月に5.7%に上昇した。総合インフレ率は6.9%と、前月の8.5%から低下した。ロシアのウクライナ侵攻後に見られたエネルギー高騰の緩和が寄与した。
3月のユーロ圏消費者物価指数:速報値(表)
ECB当局者はコアインフレを一段と注視。賃金・物価スパイラル発生に対する懸念が背景にある。
短期金融市場は今回の統計で総合インフレの低下に注目した様子で、同市場が織り込むECBのピーク金利は10月までに3.61%と、統計発表前の最大3.71%から低下した。
ブルームバーグ・エコノミクスのシニアエコノミスト、マエバ・クザン氏は「3月のインフレ統計は、ECBの追加利上げの論拠を強める内容だ。ハト派の政策当局者でさえ追加利上げの必要性に言及していた。銀行セクターを巡るストレスが後退した今はなおさらだ」と述べた。
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