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概要:ミシガン大学が31日に発表した3月の消費者調査確定値によれば、1年先のインフレ期待がさらに後退し、ほぼ2年ぶりの低水準になった。一方で景気の先行きに対する消費者の見方は比較的暗い状態が続いた。
消費者マインド指数は前月から低下、速報値からも下方修正
銀行不安が信用引き締めにつながればセンチメント悪化も
ミシガン大学が31日に発表した3月の消費者調査確定値によれば、1年先のインフレ期待がさらに後退し、ほぼ2年ぶりの低水準になった。一方で景気の先行きに対する消費者の見方は比較的暗い状態が続いた。
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現況指数は66.3(前月70.7)、期待指数は59.2(前月64.7)といずれも低下した。
調査は3月27日までの聞き取り調査に基づいているが、回答の3分の2近くはシリコンバレー銀行(SVB)が破綻する前のものだった。経済について悪い内容のニュースを聞くとの回答比率は、前月と変わらなかった。
ミシガン大の消費者調査ディレクター、ジョアン・シュー氏は「3月に起きた銀行不安は消費者のセンチメントに限定的な影響しか与えていない。センチメントはSVBが破綻する前から下向きになっていた」と発表文で指摘。「全体としてデータからは、消費者がこの先のリセッション(景気後退)に警戒を強めている複数の兆候が浮かび上がった」と指摘した。
企業にとって向こう1年は「悪い時期」になるとの回答は約3分の2を占め、その割合は2月より高いが昨年6月に記録した79%をなお大きく下回る。自動車や家電製品といった大型商品の購入環境は今年最低となった。
家計の先行きに対する見方は昨年7月以来の低水準。一方で所得と雇用の見通しは依然明るく、向こう1年に失業が増えるとの回答比率は過去6カ月で最低だった。
ミシガン大のシュー氏はしかし「銀行セクターに現在起きている動揺が、消費者信用の引き締めにつながれば、センチメントもそれに続いて悪化する可能性が高い」と述べた。
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