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概要:[シドニー 5日 ロイター] - ナショナル・オーストラリア銀行(NAB)は5日、オーストラリア準備銀行(中央銀行)の政策金利であるオフィシャルキャッシュレートについて、現行の3.6%がピークとの見方
[シドニー 5日 ロイター] - ナショナル・オーストラリア銀行(NAB)は5日、オーストラリア準備銀行(中央銀行)の政策金利であるオフィシャルキャッシュレートについて、現行の3.6%がピークとの見方を示した。
NABは先週、利上げの到達点(ターミナルレート)の予想を従来の4.1%から3.85%に引き下げたばかり。
豪中銀は4日、オフィシャルキャッシュレートを3.6%に据え置いた。これまでの10会合連続利上げによる景気やインフレへの影響を評価する時間を確保する。据え置きは1年ぶり。
NABのエコノミストは「数カ月もすれば、消費減速や労働市場の見通し悪化がはっきりする。インフレ率も鈍化し、RBA(豪中銀)は政策金利の据え置きを続けることになるだろう」と指摘。
「政策金利は2024年上半期まで据え置かれ、その後は3.1%へと引き下げられると予想している」とした。
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