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概要:ドル/円は前日のニューヨーク市場終盤(140.11/14円)から下落し、午後3時時点では139.81/83円付近で取引されている。日経平均株価の下落を背景にクロス円を中心に円高圧力が強まったものの、時間外取引の米金利の上昇がドルを下支えした。
[東京 8日 ロイター] - ドル/円は前日のニューヨーク市場終盤(140.11/14円)から下落し、午後3時時点では139.81/83円付近で取引されている。日経平均株価の下落を背景にクロス円を中心に円高圧力が強まったものの、時間外取引の米金利の上昇がドルを下支えした。
6月8日 ドル/円は前日のニューヨーク市場終盤(140.11/14円)から下落し、午後3時時点では139.81/83円付近で取引されている。写真は1ドル紙幣で、2021年11月に撮影(2023年 ロイター/Murad Sezer)
ドルは前日の海外市場の流れを引き継ぎ、早朝に一時140.22円付近まで上昇。その後じりじりと上げ幅を縮小し、仲値にかけて実需の売り買いが交錯した後は、139円後半でもみ合いとなった。140円付近を権利行使価格とするオプションがあり、まとまって行使期限を迎えることが値動きを鈍らせたとする指摘が出ている。
午後に入り、日経平均株価が一時400円超の下落となったことから、円買い圧力が強まり、ドルは一時139.66円付近まで軟化した。メジャーSQ(特別清算指数算出)を明日に控え「再び大きな動きとなれば、円相場にも影響が及ぶ」(外銀)可能性があるとの声が出ていた。
豪中銀に続きカナダ中銀が予想外に利上げに踏み切ったことを受けて、今後の米金融政策の道筋に注目が集まっている。
SBIリクイディティ・マーケットの金融市場調査部長、上田真理人氏は「いずれの中銀も声明の中でグローバルにインフレ圧力が高いままだと指摘していることを踏まえると、6月米連邦公開市場委員会(FOMC)では利上げは見送られるとみているが、7月以降の利上げ再開が意識されやすい」とし「ドルは売られにくく、底堅い動きが続く」との見方を示す。
米CMEのフェドウオッチ(8日時点)によると、6月のFOMCで金利を据え置く確率は66.7%。一方、7月の追加利上げ確率は50.7%となっている。
足元の米2年債利回りは4.57%付近、米10年債利回りは3.80%付近まで上昇している。あおぞら銀行のチーフマーケットストラテジスト、諸我晃氏は「市場では米利上げの織り込みが進んでいることに加えて、日本当局による円安けん制への警戒感からドルの上値は重い。一方、139円台では下値は固い印象」とみる。
カナダドル/円は104円後半と、昨年11月以来7カ月ぶり高値圏で底堅く推移した。前日に中銀が予想外の利上げの利上げに踏み切り、声明もタカ派的だったことで、追加利上げの可能性もあり得るとの声が出ている。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 139.81/83 1.0708/12 149.74/78
午前9時現在 139.90/92 1.0705/09 149.79/83
NY午後5時 140.11/14 1.0697/01 149.93/97
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