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概要:日本銀行が金融緩和策の柱であるイールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)政策から距離を置いた場合、世界の市場を揺るがすことになるのか、それとも波紋が広がる程度にとどまるのか、債券運用大手の米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)で見方が分かれている。
2023年7月22日 12:17 JST
混乱が引き起こされる公算は比較的小さい-ボールズ氏
より広範囲な影響が及ぶと予想する向きも-波及に敏感
日本銀行が金融緩和策の柱であるイールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)政策から距離を置いた場合、世界の市場を揺るがすことになるのか、それとも波紋が広がる程度にとどまるのか、債券運用大手の米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)で見方が分かれている。
ピムコのグローバル債券担当最高投資責任者(CIO)を務めるアンドルー・ボールズ氏は21日のブルームバーグテレビジョンの番組で、YCC政策について「ピムコで議論を始めたいのであれば、これは非常に良いトピックだ」と語った。
ボールズ氏は「こうした日銀の動きは非常にうまく伝えられていると考える向きがあり、私もこの陣営に入る」として、混乱が引き起こされる公算は比較的小さいと分析。「日銀は時間をかけてYCCから手を引いていくと見込まれる」と述べた。
日銀のYCC政策について語るピムコのグローバル債券担当CIO、アンドルー・ボールズ氏
Source: Bloomberg
一方で、世界の市場に対してより広範囲な影響が及ぶと予想する向きもあるとし、「これはヘッジファンド側で従事する人々であることが多く、こうした日銀の動きからの波及的影響に実際に敏感だ」と話した。
投資家は日銀が年内にYCCを再調整すると見込んでいるが、昨年12月の長期金利の許容変動幅の拡大以降、変更は見送られている。
ボールズ氏は「米連邦準備制度や欧州中央銀行(ECB)などに関してわれわれが見てきた金利ショックと比較し、グローバル市場の観点から、なぜそれほど大きなインパクトがあると考えられるのか見いだすのは難しい」と述べた。
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