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概要:ユーロ相場は、貿易比率などを用いて加重平均して算出する名目実効為替レートで見た場合、過去最高値水準にある。ユーロ圏の景気を損なう悪影響が出始め、欧州中央銀行(ECB)がハト派姿勢に転じざるを得なくなれば、下落する余地がある。
2023年7月24日 8:39 JST
ユーロの対人民元相場も過去3年で最も高い水準に近い
ユーロ高が「間違いなく」ECBにとって懸念要因との指摘も
ECBは名目実効為替レート以外にもさまざまな為替指標を注視しているが、ユーロ相場の上昇はおぼつかなくなったように見える。
ECBが過去最も積極的な金融引き締めサイクルに入る中で、ユーロの対ドル相場は昨年9月にパリティー(等価、1ユーロ=1ドル)を割り込んで以降、18%余り反発し、1年5カ月ぶりの高値近くで取引されている。ユーロは対円でも値上がりし、最近は対ポンドでも急上昇した。
ユーロが買われ過ぎの状態にあることをテクニカル指標が示唆している。ユーロの9週間相対力指数(RSI)は弱気転換し、過去の値動きからどの程度乖離(かいり)しているかを示す商品チャンネル指数(CCI)も低下し始め、今後の相場の下げを暗示する。
ラガルドECB総裁が、27日に開く政策委員会会合後、積極的にインフレと闘うレトリックを和らげれば、ユーロもポンドと同じ道をたどる可能性がある。先週発表された6月の英消費者物価指数( CPI)上昇率が前年同月比7.9%と、エコノミスト予想(8.2%)を下回り、過去1年余りで最も低い伸びとなったことで、ポンド高は壁にぶつかったが、
ジェフリーズのストラテジスト、ブラッド・ベクテル氏は、ユーロの対ドル相場が21日の1ユーロ=1.1114ドル前後から1.1080ドル前後に反落するとみている。
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