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概要:ニューヨーク外為市場では、ドルが対ユーロで力強さを維持した。このところの経済指標で米経済が堅調な一方、ユーロ圏経済の減速が示される中、週内に実施される主要中央銀行の一連の政策決定会合が注目されている。
[ニューヨーク 24日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、ドルが対ユーロで力強さを維持した。このところの経済指標で米経済が堅調な一方、ユーロ圏経済の減速が示される中、週内に実施される主要中央銀行の一連の政策決定会合が注目されている。
ニューヨーク外為市場では、ドルが対ユーロで力強さを維持した。2022年7月撮影(2023年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration)
米S&Pグローバルが朝方発表した7月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は52と、6月の53.2から低下。ただ、6カ月連続景気拡大と縮小の節目である50を上回ったほか、欧州の類似の経済指標と比べると良好な水準にある。
フォレックス・ライブ(トロント)のチーフ為替アナリスト、アダム・バトン氏は「米経済は平凡な集団の中で最も良好に推移している」とし、「世界全体を見渡せば米経済について楽観視する理由が最も多く見つかる。こうしたことがドル相場に反映されている」と述べた。
先物市場で米政策金利は11月に5.43%に上昇し、2024年6月まで5%を超える水準にとどまるとの見方が織り込まれている。
主要通貨に対するドル指数は0.247%高の101.330。
ユーロは対ドルで0.49%安の1.1069ドル。英ポンドは対ドルで0.25%安の1.2823ドル。
円は対ドルで 0.24%高の141.47円。
今週は米連邦準備理事会(FRB)が25─26日、欧州中央銀行(ECB)が27日、日銀が27―28日に政策決定会合を開く。
市場ではFRBとECBが共に0.25%ポイントの利上げを決定すると予想されており、共に9月の次回会合前後にどのようなシグナルを出すかが焦点になっている。
BNYメロン・マーケッツ(ニューヨーク)の米マクロ戦略責任者、ジョン・ヴェリス氏は「FRBは今週の会合で利上げを決定した後は、9月の会合で再び利上げすることはないだろう。それでも、米経済は今のところ良好に推移しているため広範なドル高の影響を受け、ユーロが軟調になっている」と述べた。
市場関係者は、週内に決定会合を開く3中銀の中で市場にサプライズをもたらす可能性があるのは日銀と指摘。日銀はイールドカーブ・コントロール(YCC)政策に微調整を加える可能性があるとの見方も出ており、フォレックス・ライブのバトン氏は「日銀の次の動きについて不透明感が高まっている」と述べた。
暗号資産(仮想通貨)のビットコインは2.72% 安の2万9069.21ドル。イーサリアムは2.45%安の1848.12ドル。
ドル/円 NY午後4時 141.50/141.53
始値 141.15
高値 141.55
安値 140.76
ユーロ/ドル NY午後4時 1.1059/1.1063
始値 1.1091
高値 1.1108
安値 1.1061
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