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概要:イタリア政府は銀行の「超過利潤」に課す新税の一部を撤回し、多くの銀行にとって影響を抑制する措置を導入すると説明した。新税の発表で同国主要銀行の株価が急落、時価総額が合計約100億ドル(約1兆4300億円)失われたこともあり、市場の混乱収拾を図った。
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2023年8月9日 19:37 JST
新税は資産の0.1%超えない-影響抑制を財務省が約束
前日急落したイタリア銀行株、9日午前は反発
サルビーニ副首相
イタリア財務省は8日、新税による徴収税額は対象企業の資産の0.1%を超えることはなく、預金者向けの金利をすでに引き上げている銀行には「この規則の結果、重大な影響が及ぶことはない」と発表した。
新税はサルビーニ副首相が7日遅く明らかにしていた。
事情に詳しい関係者によると、ジョルジェッティ経済財務相とそのチームは8日の終日を費やして新税の詳細と、サルビーニ氏の行動による影響の緩和策を作業したという。
イタリアのメローニ首相
サルビーニ氏が新税を表明した記者会見には、ジョルジェッティ氏は出席していなかった。
新税はジョルジェッティ氏の提案で、財務省が技術的な詳細に対処するとサルビーニ氏が述べたことを踏まえると、ジョルジェッティ氏の不在は奇妙に映る。メローニ首相も会見には同席せず、新税に今のところコメントしていない。ただ、首相が率いる与党「イタリアの同胞」は新税を強く擁護している。
9日午前の株式市場では、イタリアの銀行株が前日の下げの一部を回復。ウニクレディトは一時4.7%高、インテーザ・サンパオロは同3.4%それぞれ上昇した。FTSEイタリア全株銀行指数も同4.1%高と反発しているが、週初に比べると依然として3%余り下げている。
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