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概要:米国株式市場はほぼ横ばいで終了した。当初は上昇していたものの、7月の消費者物価指数が消化されるに従い、失速した。市場では米経済の長期的な見通しのほか、株価の上昇余地を巡る懸念が出ている。
[10日 ロイター] - 米国株式市場はほぼ横ばいで終了した。当初は上昇していたものの、7月の消費者物価指数が消化されるに従い、失速した。市場では米経済の長期的な見通しのほか、株価の上昇余地を巡る懸念が出ている。
米国株式市場はほぼ横ばいで終了した。当初は上昇していたものの、7月の消費者物価指数が消化されるに従い、失速した。市場では米経済の長期的な見通しのほか、株価の上昇余地を巡る懸念が出ている。
労働省が発表した7月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前年比3.2%上昇と、伸びは前月の3.0%から13カ月ぶりに加速。ただ、市場予想の3.3%は下回った。変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数は前年比4.7%上昇と前月の4.8%上昇から伸びが鈍化し、2021年10月以来の低い伸びとなった。
朝方の取引では、米連邦準備理事会(FRB)は利上げを打ち止めにし、来年早々にも利下げに転じるとの見方から、主要3指数は揃って1%を超えて上昇。ただ、株価は午前終盤にかけて失速し、午後はプラス圏とマイナス圏を行ったり来たりしていた。
インベストメント・パートナーズ・アセット・マネジメントのグレッグ・アベラ最高経営責任者(CEO)は「市場ではまず総合インフレ率が注目され、株価が大きく上昇したがその後は失速した」と指摘。インフレ率は鈍化しているものの、コア・インフレ率はなお高水準にあるため当初のプラスの反応が後退したとし、「市場の反応としては、株価失速が正しかった」と述べた。
この日発表の別の経済指標では、8月5日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)が24万8000件と、前週から2万1000件増加した。市場予想は23万件だった。
大型テハイテク株のこれまでの上昇を受け利食い売りが出るなどしているため、8月に入ってからS&P総合500種とナスダック総合がプラス圏で引けるのは、この日をいれて2日のみ。
インベストメント・パートナーズのアベラ氏は「多くのハイテク株のバリュエーションは金利低下を前提にしているが、金利が下がることを示す(経済指標などの)数字は見受けられない。逆に年末までにあと1回の0.25%ポイントの利上げが実施される可能性がある」と述べた。
この日の取引でアップルは0.1%、半導体大手エヌビディアは0.4%、それぞれ下落。グーグルを傘下に持つアルファベットは横ばい。マイクロソフトは小幅高。
S&P総合500種の主要セクターでは上昇と下落が半々。工業株や不動産株などが下落した一方、通信サービスなどが上昇した。
個別銘柄では、メディア・娯楽大手ウォルト・ディズニーが4.9%上昇。前日発表した第3・四半期(7月1日まで)決算は利益が市場予想を上回った。
「マイケル・コース」などのブランドを展開するカプリ・ホールディングスは55.7%急騰。高級皮革ブランド「コーチ」の親会社の米タペストリーがカプリを買収すると発表した。タペストリーは15.9%下落。
中国の電子商取引(EC)大手アリババ・グループ・ホールディングの米市場上場株は4.6%高。第1・四半期(4─6月)決算は、売上高が市場予想を上回った。
米取引所の合算出来高は118億2000万株。直近20営業日の平均は109億5000万株。
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