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概要:スイスの銀行UBSグループは同業のクレディ・スイス・グループを緊急買収したことにより、4-6月(第2四半期)に銀行として過去最大の四半期利益を計上した。UBSはクレディ・スイスの国内事業を来年までに完全に統合する計画を確認した。
2023年8月31日 14:37 JST
クレディ・スイス買収で290億ドルの会計上の利益
クレディ・スイスの国内事業を来年までに完全に統合する計画
スイスの銀行UBSグループは同業のクレディ・スイス・グループを緊急買収したことにより、4-6月(第2四半期)に銀行として過去最大の四半期利益を計上した。UBSはクレディ・スイスの国内事業を来年までに完全に統合する計画を確認した。
会計上の利益290億ドル(約4兆2300億円)は、UBSがクレディ・スイスに支払った30億ドルの買収代金と、クレディ・スイスのバランスシートの価値との差額によるもの。UBSは現在、約5兆ドルの顧客資産を運用しており、富裕層資産管理ビジネスで世界的リーダーの座が射程内にある。
UBSは31日、合併後初の2行を合わせた決算を発表。それによると4-6月の基調的税引き前純利益は11億ドルだった。
その他の発表内容は以下の通り
2026年末までに100億ドル超のコスト削減を目指す
UBSの4-6月新規資金流入額は160億ドル
クレディ・スイスの資金流出は390億スイス・フラン(約6兆4800億円)に鈍化
顧客活動の回復、新規資産流入継続を見込む
買収完了からほぼ3カ月がたち、セルジオ・エルモッティ最高経営責任者(CEO)は世界の金融業界における過去最大級の合併で事業統合に取り組んでいる。大規模な人員削減が予定されており、法的リスクやコスト膨張の可能性もある。選挙が迫るスイスで政治的論争が激化する恐れもある。
エルモッティ氏は31日の決算発表で「この合併は、第一級の世界的銀行としての当行の地位を強化するものであり、われわれの母国スイスが誇れるものだ。この任務と、われわれに託された責任に身の引き締まる思いだ」と述べた。
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