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概要:ソフトウエア会社の米アナプランは、10年以上サンフランシスコに置いていた本社をマイアミに移す。確固たる地位を既に確立したIT企業が拠点を西海岸から東海岸に移動させる珍しいケースとなる。
地位を既に確立したIT企業による珍しいケース
アナプランはトーマ・ブラボーに104億ドルで昨年買収された
ソフトウエア会社の米アナプランは、10年以上サンフランシスコに置いていた本社をマイアミに移す。確固たる地位を既に確立したIT企業が拠点を西海岸から東海岸に移動させる珍しいケースとなる。
同社の発表によると、2024年初めごろに開設するオフィスに本社を移転させる予定という。海外も含めて約2000人の従業員を抱える同社は昨年、米プライベートエクイティー(PE、未公開株)投資会社のトーマ・ブラボーに104億ドル(約1兆5300億円)で買収された。
アナプランは「マイアミのオフィスは、ニューヨーク、ミネアポリス、サンフランシスコ・ベイエリアにある既存の米拠点を補完し、本社としての役割を果たすことになる」と発表文で説明。「われわれは引き続きサンフランシスコ・ベイエリアを重視し、同地域に拠点を置く多くの顧客にサービスを提供していく」とした。
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