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概要:カリフォルニア州公務員退職年金基金(カルパース)の最高投資責任者(CIO)に就任して1年目、ニコール・ミュージッコ氏はサクラメントの本部で数十人のスタッフを集め、野心的なビジョンを打ち出した。
ミュージッコ氏、1年半足らずでの辞任-スポーツ案件の促進実らず
直接投資を重視する「カナダ式モデル」、投資担当者に不満-関係者
カリフォルニア州公務員退職年金基金(カルパース)の最高投資責任者(CIO)に就任して1年目、ニコール・ミュージッコ氏はサクラメントの本部で数十人のスタッフを集め、野心的なビジョンを打ち出した。
同氏はイノベーションを望んでいると表明。「スタジアム関連の案件」を有力視し、プロスポーツを投資拡大のフロンティアに位置づけた。
米最大の公的年金基金、最高投資責任者が辞任-就任から2年足らず
事情に詳しい複数の関係者によると、カルパースはミュージッコ氏の在任中、米プロバスケットボール協会(NBA)の地元チーム、サクラメント・キングスへの出資を検討。また、NBAチームのアトランタ・ホークスを所有する米資産運用会社アレス・マネジメントの共同創業者、トニー・レスラー氏を取締役との会合に招いて話を聞いた。
ミュージッコ氏はカナダ公的年金業界では草分け的存在。スポーツ関連の案件を得意とする経歴から、運用資産4630億ドル(68兆3600億円)規模のカルパースに変革を起こすことを目指していた。だが、その構想が実現することは最後までなかった。カルパースは15日公表した声明で、ミュージッコ氏(49)はカナダでの家族との生活を優先し、29日をもってカルパースCIOを辞任すると発表。わずか1年半での突然の終止符だった。
外部の運用マネジャーに支払う報酬を減らすため、直接投資を重視する「カナダ式モデル」をミュージッコ氏は取り入れようとしたが、カルパースの主要な投資担当者はこれに納得していなかったという。公に話す権限がないとして匿名を条件に関係者が明らかにした。
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