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香港上場企業の自社株買いが急増、株価低迷で好機
概要：世界でもパフォーマンスの悪さが目立つ香港株式市場で、香港上場企業の自社株買いが急増している。
今年の自社株買い929億香港ドルか、５年平均の3.9倍－昨年175％増
自社株が過小評価されているとの見方を反映している可能性－ＨＳＩ
香港ハンセン指数を算出する恒生指数有限公司（ＨＳＩ）の19日のブログ投稿によると、企業の自社株買い規模は今年に入り既に約735億香港ドル（約１兆4000億円）に達しており、通年では929億香港ドルと過去５年間の平均（239億香港ドル）の3.9倍となる可能性がある。
昨年はハンセン指数が下落する中、自社株買いが前年比175％増加していた。ブルームバーグの集計データによると、同指数は年初来で約９％下げている。
ＨＳＩはブログ投稿で、「極めて高水準の自社株買いは、自社の香港上場株が過小評価されているとの企業の見方を反映している可能性がある」と指摘した。
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