简体中文
繁體中文
English
Pусский
日本語
ภาษาไทย
Tiếng Việt
Bahasa Indonesia
Español
हिन्दी
Filippiiniläinen
Français
Deutsch
Português
Türkçe
한국어
العربية
概要:4日の欧州株は小幅安。前日終値を挟んで上下に振れた。投資家は債券利回りの動向や長期的な金利高止まりの見通しを意識した。
4日の欧州株は小幅安。前日終値を挟んで上下に振れた。投資家は債券利回りの動向や長期的な金利高止まりの見通しを意識した。
ストックス欧州600指数は0.1%安。6カ月ぶりの安値水準付近で推移した。米ADPが発表した9月の民間雇用者数が前月比マイナスとなった2021年1月以降で最も小幅な伸びにとどまったことが示されると、債券利回りが低下。ストックス600は一時0.6%高まで上昇した。
業種別株価指数ではテクノロジー、メディア、公益事業がいずれも上昇。小売株やエネルギー株は売られた。
欧州債は反発。売りが一服し、米国債の上昇に追随した。ADP統計が示唆した労働需要の軟化が手掛かりとなった。欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁は前例のない利上げサイクルによる効果の大部分はまだ経済に行き渡っていないと指摘。一方でラガルド総裁はインフレ抑制のために金利はしばらく高止まりするとあらためて強調し、域内のリセッション(景気後退)懸念を強めた。
ドイツ債利回りは総じて低下。10年債利回りは一時上昇し、2011年以来となる3%を超えた場面もあった。
短期金融市場ではECBの追加利上げ見通しが1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下、ピーク金利は12月に4.04%と想定されている。
イタリア債利回りも総じて下げた。10年債利回りは4.92%と、2bp下げたが、一時は12年以降初めて5%を付けた。
10月4日の欧州マーケット概観(表はロンドン午後6時現在)
株 | 終値 | 前営業日比 | 変化率 |
---|---|---|---|
ストックス欧州株600 | 440.08 | -0.62 | -0.14% |
英FT100 | 7,412.45 | -57.71 | -0.77% |
独DAX | 15,099.92 | +14.71 | +0.10% |
仏CAC40 | 6,996.73 | -0.32 | 0.00% |
債券 | 直近利回り | 前営業日比 |
---|---|---|
独国債2年物 | 3.18% | -0.03 |
独国債10年物 | 2.92% | -0.05 |
英国債10年物 | 4.58% | -0.02 |
免責事項:
このコンテンツの見解は筆者個人的な見解を示すものに過ぎず、当社の投資アドバイスではありません。当サイトは、記事情報の正確性、完全性、適時性を保証するものではなく、情報の使用または関連コンテンツにより生じた、いかなる損失に対しても責任は負いません。