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ＯＰＥＣプラス、30日に延期した会合をオンラインで開催へ
概要：石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）と非加盟産油国で構成する「ＯＰＥＣプラス」が11月30日に延期した会合について、オンライン形式で開催すると、ＯＰＥＣがウェブサイトで明らかにした。
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2023年11月24日 1:06 JST
アフリカ産油国の生産枠を巡って意見が対立
22日のロンドン市場ではブレント原油が80ドル割れ
石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）と非加盟産油国で構成する「ＯＰＥＣプラス」が11月30日に延期した会合について、オンライン形式で開催すると、ＯＰＥＣがウェブサイトで明らかにした。
アフリカ産油国の生産枠を巡って再び意見が対立し、会合の延期を余儀なくされたため、22日のロンドン市場ではブレント原油が一時4.9％下落し、１バレル＝80ドルを割り込んだ。
会合が延期される前、低迷する価格を下支えするために、サウジが日量100万バレルの自主減産の延長を発表する準備をしているとみられていた。サウジが他の加盟国に追加減産を促すのではないかとの観測もあった。
６月にアンゴラ、コンゴ、ナイジェリアは生産能力の低下を反映した2024年の生産目標の引き下げを受け入れるようサウジから迫られた。アフリカの石油輸出国は近年、投資不足や操業中断、油田の老朽化で苦戦している。
コンサルティング会社ライスタッド・エナジー、ウッド・マッケンジー、ＩＨＳの３社による外部監査で生産能力の拡大が証明されれば、割当量を上方修正するという条件で、同アフリカ３カ国は新たな生産目標をしぶしぶ受諾した。この評価は提出されたが、同３カ国はその結果を受け入れなかったと、複数の関係者が匿名を条件に語った。
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