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概要:2023年を迎えるに当たりいつもの強気姿勢を捨てたウォール街のストラテジストらは結局、猛烈な米国株高に虚を突かれる格好となった。そんなストラテジストが今、来年に向けていつも通りの姿勢に戻り、来年も相場は上昇すると予想している。
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2023年11月28日 10:20 JST
24年末までにS&P500種が5000超えるとの見通し相次ぐ
BofAとドイツ銀、S&P500種の最高値更新を予想
2023年を迎えるに当たりいつもの強気姿勢を捨てたウォール街のストラテジストらは結局、猛烈な米国株高に虚を突かれる格好となった。そんなストラテジストが今、来年に向けていつも通りの姿勢に戻り、来年も相場は上昇すると予想している。
バンク・オブ・アメリカ(BofA)とBMOキャピタル・マーケッツ、ドイツ銀行のストラテジストは、S&P500種株価指数が来年も上昇し、22年初めに記録した最高値を上回ると予想。ゴールドマン・サックス・グループとソシエテ・ジェネラルはそこまで楽観していないものの、24年末までに株価は若干上昇すると予測し、過去最高値に迫るとみる。
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Source: Bloomberg
ウォール街のストラテジストらの相場見通しは1年前から大きく変化している。1年前には大半のストラテジストが、金利上昇によるリセッション(景気後退)誘発と株価急落を警告していた。こうした予想に反してS&P500種は23年に18%余り上昇。経済の勢いが続き、人工知能(AI)ブームがテクノロジー株を大きく上昇させた。
このため、セルサイドの予測担当者は来年について、慎重な見通しではあるものの楽観を強めている。ブルームバーグの集計データによると、S&P500種は予想平均で3.5%の上昇が見込まれている。
今年の上昇を年初時点で正しく予想していた数少ないストラテジストであるドイツ銀行のビンキー・チャダ氏とBMOのブライアン・ベルスキー氏らは現在、S&P500種の24年末目標を5100と、セルサイドの同業者の中では最高レベルとしている。これは27日終値から12%の上昇となる。チャダ氏はインフレの好ましいトレンドと企業業績の伸びが主要なけん引役になると予想。ベルスキー氏は労働市場の回復力や消費者物価上昇圧力の緩和、来年後半の米利下げへの期待を挙げた。
今年に入りいち早く強気に転じた一人であるBofAのサビタ・スブラマニアン氏は、24年末予想を5000と予想。「米金融当局の利下げを予想しているからではなく、当局が利上げで達成したインフレ抑制と企業の効率化が理由だ」と説明した。ゴールドマンのデービッド・コスティン氏も今年の早い時期に前向きな見方に転じており、S&P500種は来年は4700まで上昇すると予想。約3%の上昇となるが、22年1月に付けた終値ベースの最高値4796.56にはわずかに届かないとみている。
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