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概要:株式6割・債券4割の「60/40」ポートフォリオ戦略が今年復活すると正確に予測していたバンク・オブ・アメリカ(BofA)のストラテジスト陣が、ここにきて流れが急激に反転するリスクがあると警鐘を鳴らしている。
2023年12月1日 22:33 JST
株6割・債券4割の取引戦略、11月は月間で1991年以来の高リターン
典型的な60/40ポートフォリオ、年初来では約14%値上がり
11月はS&P500種株価指数と米10年債のリターンが合わせて12%に達するなど、米利上げ終了観測から株と債券の同時高が進行した。ブルームバーグがまとめたデータによると、米国の株式と債券の月間リターンが合計で12%以上になったのは、過去40年間で10回しかない。
クロスアセット市場のパフォーマンスを測るブルームバーグのベンチマークによれば、典型的な60/40ポートフォリオは今年、約14%値上がりしており、世界的な金融危機以来の落ち込みに見舞われていた昨年から回復した。ハートネット氏は昨年末の段階で、同戦略が今年復活すると正確に予想していた。
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