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概要:三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は18日、傘下の三菱UFJ信託銀行が年金運営管理や証券代行などの業務を手がけるオーストラリアのリンク・アドミニストレーション・ホールディングスの発行済み株式100%を取得し、子会社化するための手続き開始を発表した。取得金額は約11億1000万豪ドル(約1060億円)に上る。
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2023年12月18日 6:58 JST
三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は18日、傘下の三菱UFJ信託銀行が年金運営管理や証券代行などの業務を手がけるオーストラリアのリンク・アドミニストレーション・ホールディングスの発行済み株式100%を取得し、子会社化するための手続き開始を発表した。取得金額は約11億1000万豪ドル(約1060億円)に上る。
三菱UFJ信託は2019年にオーストラリア・コモンウェルス銀行(CBA)から傘下の主要資産運用子会社群(FSI)を約3000億円で買収するなどアセットマネジメント(AM)分野の強化を図ってきた。資産管理事業についても強化を進めており、今回の買収によって、三菱UFJ信託が抱える豪州の年金基金や海外上場企業などの顧客に対してグローバルでの資産管理サービスの提供が可能になるという。
買収価格は1株あたり2.10豪ドルで、これは15日の終値に対して23.5%のプレミアムとなる。実際の買収完了は24年6月以降となる見通し。
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