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概要:苦難の2022年を乗り越えた暗号資産(仮想通貨)ヘッジファンドは持ち直しつつあり、多くは好成績を収めている。中には、さらに飛躍の2024年を見込んむファンドもある。
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2023年12月28日 3:04 JST
22年のFTX破綻で動揺していた業界、今年は成績が好転
ビットコイン現物ETFが承認されるとの楽観が追い風に
苦難の2022年を乗り越えた暗号資産(仮想通貨)ヘッジファンドは持ち直しつつあり、多くは好成績を収めている。中には、さらに飛躍の2024年を見込んむファンドもある。
業界の老舗かつ最大ファンドの一角であるダン・モアヘッド氏率いるパンテラ・キャピタルでは、リキッド・トークン・ファンドのリターンが今年は12月半ば時点で80%近くに上っている。同成績に詳しい関係者が明らかにした。22年は80%のマイナスを記録していた。チェーンビュー・キャピタルのリターンは今年倍増したと、同社を率いるダン・スラビン氏(31)は述べた。昨年はマイナス18%だったという。
アルトコイン(ビットコイン以外の暗号資産)に主に投資するストカ・グローバルでは、11月30日時点で268%の年初来リターンを上げた。創業者のナビーン・チョウダリー氏が明らかにした。同氏はゴールドマン・サックス・グループのテクノロジー投資銀行部門でキャリアをスタートさせた。
平均すると、暗号資産ヘッジファンドの年初来リターンはビットコインの150%超上昇に及ばないが、成績の好転は昨年の暗号資産交換業者FTX経営破綻で動揺している業界にとって歓迎すべきニュースだ。FTX破綻は換金の波や銀行サービスへのアクセス困難と相まって、暗号資産ヘッジファンドの約3分の1が閉鎖される要因となった。この苦境を乗り切った企業はさらに好調な24年に向けて準備を進めている。米国がビットコイン現物投資型の上場投資信託(ETF)を承認するとの楽観を背景に、ビットコインが高値を維持しているためだ。
「仮想通貨を巡る熱狂が再来することになりそうだ」とスラビン氏は指摘。今年の仮想通貨市場のムードは、ビットコインが高値を更新しながら大ブレークの最前線を進んでいた3年前の状況とよく似ていると付け加えた。
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