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概要:2023年は年間販売目標を達成できた中国自動車メーカーが全体の約3分の1にとどまった。世界最大の自動車市場では競争の激化が見られている。
NIO、小鵬汽車、零跑汽車はいずれも2年連続での目標未達
新エネルギー車と輸出の面で優位性なければ後れ取る-乗連会秘書長
欧州に輸出される吉利傘下EVブランド、極氪(ジーカー)車(中国・蘇州太倉港、23年8月)
吉利汽車はこれまでのところ従来型の自動車メーカーとしては唯一年間販売目標を達成しているが、傘下EVブランド、極氪(ジーカー)の販売は目標の85%にとどまる。
23年の目標を達成できなかった企業のうち、EVメーカーの蔚来汽車(NIO)、小鵬汽車、零跑汽車はいずれも2年連続での未達となり、経営陣の刷新や一部では人員削減にもつながっている。
全国乗用車市場情報連合会(乗連会)が3日発表した速報データによると、23年は新エネルギー車の総販売台数が38%増の888万台となったにもかかわらず、このような目標未達が起きている。
乗連会の崔東樹秘書長は、「中国の自動車市場の成長は主に新エネルギー車と輸出がけん引している。この両面で優位性を発揮できないメーカーは簡単に後れを取るだろう」と指摘。ガソリン車の需要はさらなる縮小が予想されるとし、EVにシフトしてロシアなどへ市場を広げることが、苦戦する自動車メーカーを救う唯一の道かもしれないと付け加えた。
ブルームバーグ・インテリジェンス(BI)の分析:中国のバッテリー式電気自動車(BEV)は内燃エンジン車とほぼ同等に手頃な価格になってきており、普及への道が開けている。BEVやプラグインハイブリッド車(PHEV)への移行に苦戦している自動車メーカーは収益リスクに直面している。
車種や価格の競争激化で、より多くの中小メーカーが撤退に追い込まれている。中国自動車技術研究センター(CATARC)のデータをブルームバーグが分析したところ、昨年11月に少なくとも1台を販売できた新エネルギー車メーカーは82社にとどまり、前の年の92社から減っている。
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