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概要:JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は米連邦準備制度バランスシートのランオフ(償還に伴う保有証券減少)について、「注視すべきダウンサイドリスク」の一つとの認識を示した。
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2024年1月13日 4:54 JST
JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は米連邦準備制度バランスシートのランオフ(償還に伴う保有証券減少)について、「注視すべきダウンサイドリスク」の一つとの認識を示した。
ダイモン氏は、JPモルガンが12日発表した2023年10-12月(第4四半期)決算の資料に、「量的引き締め(QT)は金融システムから年に9000億ドル(約130兆3700億円)余りの流動性を吸収する。その上、われわれは引き締めのフルサイクルを目にしたことがない」と記した。
同行のジェレミー・バーナム最高財務責任者(CFO)も、決算発表後の電話記者会見で「QTは明らかに大きな焦点であり、現在の環境における複雑な要素の一つだ」と述べた。
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