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概要:北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は来週の米朝首脳会談について、自身の最優先のアジェンダが同国の瀕死(ひんし)の経済の首を絞める制裁の緩和だと明らかにしてきた。
北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は来週の米朝首脳会談について、自身の最優先のアジェンダが同国の瀕死(ひんし)の経済の首を絞める制裁の緩和だと明らかにしてきた。
27、28両日に米朝首脳会談が開かれる運びになったことは、トランプ政権が制裁は「完全に検証された最終的な北朝鮮の非核化」まで続くとの主張を和らげたことを示している。金委員長は1月1日の新年の辞で、米国が経済制裁を緩めない場合は北朝鮮が非核化交渉で「新たな道」を模索することになるとトランプ政権をけん制。トランプ大統領は今月20日、北朝鮮が何らかの「有意な」行動を取れば、制裁解除に前向きだと述べた。
現在、米朝の当局者はベトナム・ハノイで、首脳会談での共同声明草稿の策定を目指し予備的交渉を進めている。
問題となるのは、首脳会談で米国側が制裁をどの程度解除するか、そしてその代償として何を求めるかだ。以下はトランプ政権の採り得る選択肢3つだ。
1.代償が小さく容易な選択肢
米国は制裁全体を解除するのではなく、若干の解除にとどめ、協議が進めばどうなるかを北朝鮮側に実感させる可能性が高い。最も簡単なやり方は、人の移動や人道的支援の制限を緩和することで、国務省は既に実行するつもりだと表明している。
2.代償がある程度大きく、あり得る選択肢
金委員長は最近の演説で、開城工業団地での韓国との共同事業や金剛山観光地区事業の再開など、比較的大きな利益が見込めるプロジェクトを念頭に置いていると示唆。韓国当局者も、北朝鮮が非核化を進めた場合の見返りとして米国と話し合っている「相応の措置」としてこれらのプロジェクトを挙げた。
韓国大統領府によれば、トランプ大統領は19日の文在寅大統領との電話会談で、鉄道や道路などの南北プロジェクトを取引の一環として前進させることを検討するという文大統領の提案に「前向きの反応」を示した。文大統領は「トランプ大統領が望むなら、われわれはその役割を引き受ける用意がある」と伝えた。
一部は国連安保理の承認が必要になる可能性があるこのような譲歩は、トランプ大統領が引き換えに何を求めるかで判断される。金委員長は、既に講じた実験停止と試験場の廃棄と引き換えに制裁解除を期待していると示唆している。
3.代償が大きく、可能性の低い選択肢
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